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Slackスタンプ活用の4つのコツ〜絵文字・スタンプを使い込もう !

テレワーク化が進みコミュニケーションの中心が“ Slack ”などのチャットになると、「感情」の表現方法に困ります。例えば感謝を伝える際にも「有難うございます」だと、やや他人行儀で冷たい印象になってしまいます。また「有難うございます」と言われた後、何かしらの反応を返したいものの、わざわざ「どういたしまして」と文章で返すほどではないこともままあります。そんな時に大活躍するのがSlack等で使用できる絵文字スタンプです。

▼この記事の動画版はこちらです。ぜひご覧下さい!


絵文字・スタンプは、 文章にしづらい感情・雰囲気を表現する手段

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絵文字・スタンプは、文章では伝えづらい感情や雰囲気・反応を伝えるための方法 です。Slackをはじめとする多くのコミュニケーションツールでは、それぞれ独自の絵文字機能・スタンプ機能が実装されています。

使うシーンは大きく分けて 2 つあります。1 つは、以下の画像の様に文章に対するリアクションとして使うシーンです。

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もう 1 つは、以下の画像の様に文章の中に絵文字を埋め込み、感情や雰囲気を伝えるシーンです。

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私の場合は前者での活用が圧倒的に多いですが、後者も使うことができると伝達手段のバリエーションが増え、文章での冷たい印象を軽減できます。

絵文字・スタンプは硬すぎず、反応しやすい場をつくりやすい

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次に、Slackをはじめとする多くのチャットツールにおいて絵文字やスタンプが重要になる理由を紹介していきます。

理由 1 : 文章だけでは表現しづらいこともある
文章は情報を伝える上で極めて重要なツールですが、口頭・対面でのコミュニケー ションに比べると、感情や雰囲気がどうしても抜け落ちてしまいます。「チャットと実際に会うのでは、だいぶ印象が違いますね」と言われる人は「チャットだと硬い・厳しい印象がある」という意味かもしれないため、要注意です。

絵文字やスタンプを活用すると、表現のバリエーションを増やすことができます。 例えば、「有難うございます」というときにも、さまざまな方法があります。文脈に応じて取捨選択することで、単調なコミュニケーションにせず、気持ちを伝えることができます

理由 2 : 文章にするほどでもないこともある
Slack などのチャットでのコミュニケーションでは「反応」が抜けがちです。対面であれば、わざわざ言葉に出さずとも会釈・頷き・表情・身振り手振りなどで表現できていた「了解」という意思表示も、テレワークになった瞬間に使えなくなります。しかし、わざわざ文章を作って反応をするほどではないシーンがあります。

こんなときにスタンプでのリアクションが使えると、1 クリック・1 タップで済むので、とても楽です。また反応を見る側も、わざわざ文章を再確認する必要もなく、反応していることが一目でわかるので、容易に安心できます。

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理由3:絵文字・スタンプだと楽しい
感情表現や反応手段として手軽で効果的な絵文字・スタンプですが、さらに「コミュニケーションが楽しくなる」という利点もあります。

Slackでは、絵文字を自分たちで追加できます。「有難う」「了解」と同じ趣旨の内容であっても、趣向を凝らすことでさまざまな表現方法があります。お笑い番組の「大喜利」のように、絵文字によるボケ・ツッコミも実現できます。

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「仕事をする上で、そんなことが必要なのか」というツッコミが入りそうですが、同僚同士のやり取りでクスっと笑ってしまう環境と、効率だけを意識して無言・無表情で仕事をしている環境と、どちらの方が長く勤めたい職場でしょうか。特に際限なく孤独な環境が続くテレワーク下では、こういった要素が非常に大切になってきます。

絵文字 ・ スタンプを活用する4つのポイント

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次に、Slackなどのチャットツールの絵文字・スタンプをチーム内で活用するためのポイントを紹介します。

ポイント1:絵文字・スタンプを公式に認める
Slack 等のチャットツールを使っている企業・チームでも、絵文字・スタンプがほとんど使われていないことがあります。理由を聞くと、「そういう雰囲気ではない」「使って良いかわからない」と回答されることが多々あります。

絵文字やスタンプは、テレワークでのコミュニケーションを促進する上で非常に重 要です。そのため、会社・チームとして、公式に利用すべきことをアナウンスして推奨し、 使いやすい状況を作りましょう


ポイント2:上長・年長者が積極的に使う
公式に許可していたとしても、上司や年長者が使っていないと、一般社員はどうし ても遠慮しがちです。そのためまずは上司や年長者が積極的に絵文字・スタンプを利用しましょう

私が起業・経営していたポップインサイトでは、当時社長の私自身が積極的に絵文字リアクションを活用するようにしており、また古参のメンバーからも私の投稿に対して絵文字リアクションが多くあったため、新入社員や若手メンバーも「絵文字やスタンプを使って問題ない」ことがわかり、積極的に利用していました。

人により「絵文字はあまり好きじゃない」こともあるかもしれませんが、チームの雰囲気を和らげる上で絵文字が重要なツールであることを認識し、可能な範囲で使 い慣れましょう。絵文字にもさまざまなバリエーションがあるので、最初は「了解 サイン」「ありがとうサイン」など、あまり違和感なく使えるものから使うと良いでしょう。


ポイント3:カスタム絵文字を許可・推奨する
コミュニケーションツールによりますが、Slack などのカスタム絵文字(絵文字の追 加)ができる場合には積極的に利用を許可・推奨しましょう。登録される絵文字が増えるほど「会社らしさ」が出てくるのでオススメです。

ポップインサイトのある新入社員の方は、こんな分析をしていました。

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ちなみに、ポップインサイトで利用頻度が高い絵文字は次の通りでした。
(絵文字の右側にある数値は 2020 年 3 月~ 8 月の利用回数)

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ポイント4:楽しく使う
「2. 絵文字・スタンプは硬すぎず、反応しやすい場をつくりやすい」にも記載した通り、Slack などで使用する絵文字・スタンプは「楽しい」ことがメリットの 1 つです。 せっかくなので、ウケを狙いにいきましょう。

以下、私が楽しいと感じる絵文字活用パターンを例示しています。これらをヒントに、積極的にウケ狙いをする雰囲気ができると、Slack などのチャットでのコミュニケー ションの温かさが格段に増すはずです。

Slackやビジネスチャットのさらなる活用法

スタンプ以外の活用方法についても色々とご紹介しているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。


今回のまとめ

テレワーク化が進み、コミュニケーションの中心が“ Slack ”などのチャットになると、「感情」の表現方法に困るという問題に直面します。今回紹介したように、そんな課題に対して大活躍するのが Slack 等で使用できる絵文字やスタンプです。

ぜひ今回の記事を参考に絵文字やスタンプを活用して、皆さんの Slack などのチャットによるチームコミュニケーションを大いに盛り上げていただければ幸いです。

▼動画版はこちらです。ぜひご覧下さい!




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