全くリーダータイプでなかった僕が、どうやって4社のM&Aを実現し、起業家っぽくなっていったか?(3)~主体性を持って、トライアンドエラー

もともとは冴えなかった私ですが、この10年位で猛烈にトライアンドエラーを主体性を持ってやった結果、それなりに頑張った状態にはなっていると思います(周りがもっと凄い人ばかりなので、成功したとは言えませんけど…。)

実は今、もう一社会社を作っています。そこでは社長ではなくて投資家という立ち位置ではあるのですが、僕が企画し、起案して作っている会社です。主体性が無かった昔の自分からは信じられないことですが、今は主体性を持って全てを進めることが出来ています。

“主体性を持って、トライアンドエラーを繰り返せば、必ず何とかなる”というのはこれまでの経験で培うことが出来たメンタルです。

だから、これから起業を志す方には、「いまリーダーシップがなかったり、誇れる実績がなかったとしても、後からの頑張りでいかようにでもなる」ってことをお伝えしたいです。自他共に冴えていないと思っていた私でも何とかなったのですから。


きっかけは“自分へのコミット”をしたこと

古くからの友人からも驚かれるほど変わった私ですが、切り替わりのきっかけというのは意外とシンプルなことでした。

まだビービットの社員時代でしたが、友人経由で胡散臭い感じのビジネスマンに会いました。もう名前も何も覚えていない人なのですが、「中国でビジネス成功してます」みたいな、今思い出しても怪しい感じの人でした。

その人と話す中で、「今年中にはなにかチャレンジをする」という約束をする流れになりました。実はその後、その人とは一度も会ってはいないのですが、不思議と自分の中で「約束したし、小さいことでもいいのでなにかチャレンジしよう」という気持ちが強く生まれてきたのです。

結果的には、ここから自分も自分の人生も変わったのですから、不思議なものです。

私にとって変わるために大切だったことは、何かのきっかけというよりも、“主体性を発揮して、自分で責任もって取り組んでいく”という気持ちを持てたことだったのかなと思います。


大きな志が無くても、起業できた

よく「昔から起業したいと思っていたのですか」と聞かれますが、全然そんなことはありませんでした。むしろ、自分ができるとはあまり思っていなかったというのが正直なところです。

また別の機会に改めて詳しく書きたいと思いますが、私は、すごい経営者や起業家の方のように大志があるという感じでもありませんでした。
昔から自分の周りにはすごい方がいっぱいいらっしゃったものの、自分が起業するようになるとは全く思ってもいませんでした。

でも、そんな私でも起業し、致命的な失敗をせずにこれたポイントがいくつかあります。

これから会社を起業したいという夢やビジョンをお持ちの方も、できるだけ良い形でスムーズに進めていくに越したことは無いと思います。次回はそれらのポイントを紹介させて頂きたいと思います。今後起業したいと思っていらっしゃる皆様に少しでもお役に立てば幸いです。

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