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学校教育について、財務省が言っていることの方が文科省が言っていることよりも説得力も納得感もある件について。

先日このようなニュースを見つけました。

全国で深刻化している「教員不足」への対応を巡り、財務省は10月11日に開かれた財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の歳出改革部会で、「人手不足は多くの業種の共通課題。数に頼らない教育、効率的な学校運営をしていく必要がある」と指摘した。

出典:教育新聞
出典:教育新聞

一部、「ん?」と思うところもありますが、概ね同意です。

特に、

■学校の働き方改革の進め方
・教員業務支援員等を拡充してきたが、教員の労働時間に効果が出ていない
・「学校・教師が担う業務にかかる3分類」をトップダウンで実行すべき

これには完全同意です。

教員業務支援員等を拡充してきたが、教員の労働時間に効果が出ていない

これは、現場で働いている身としても実感できます。

SSS(スクールサポートスタッフ)というのが、自分の勤務校にもいますが、そこまで活用できているようには感じません。

せいぜい、印刷物を頼んだり、宿題の丸つけをお願いしたりする程度です。

確かにありがたい存在ではありますが、費用対効果は少ないように感じます。

教員業務支援員等にお金を使うぐらいなら、水泳指導を外部化したり、部活動を外部化したり、正規教職員を増やしたりした方が、よっぽど効果的なのでは?と思っています。

「学校・教師が担う業務にかかる3分類」をトップダウンで実行すべき

これにも、完全同意です。

3分類とは以下のことです。

財務省は、これらの業務をなくす、もしくは改善して減らすといっているのです。

まずは、仕事量を減らせ。

これって、ド正論ではありませんか?

  1. 登下校に関する対応

  2. 放課後の対応

  3. お金の管理

  4. 地域との連絡調整

これらは学校以外が担うべき業務だと中央教育審議会が言っているのだから、まずはここを業務削減せよと。

ド正論ですよね。

さらに言えば、

  1. 調査への回答

  2. 休み時間の対応

  3. 校内清掃

  4. 部活動

これらもなくなったら、かなり働き方改革は進むと思います。

これらを文科省のトップダウンで改革をすすめよ。

財務省はそう言っているのです、

にもかかわらず、

文科省は…

教師の魅力発信!大学3年生教採受験可能!教員免許状なしOK!奨学金免除!教職調整額を検討!
加えて、
通学路の安全確認!プールの水道代弁償!・・・・・

アホなの?

文部科学省は、アホなの??????

「名案なし」とか言っちゃうし…

アホなの?

俺は、財務省の言っていることの方が説得力も納得感もあります。

まずは、仕事量を減らせよ!

ビルド&ビルド&ビルド&ビルド…

これじゃあ持続的・効果的な学校運営はできませんよね。

スクラップ&ビルド

文科省は、やり方が効率悪すぎます。

やめるということをしなければなりません。

そう思いませんか?


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