助丸

朗読や声劇や歌う民 同名義であっちこっちに出没中 たまに短文書いたりする ご利用規約…

助丸

朗読や声劇や歌う民 同名義であっちこっちに出没中 たまに短文書いたりする ご利用規約  基本フリーですが、  作品毎の注意書きを参照  アドリブ入れたり、多少の改変OK  ただし、より作品を面白くするためのみ  誹謗中傷に加担するつもりはありません  自作発言と転載もお断り

最近の記事

夜空の歴史

 夜空の歴史 遥か昔、人々は夜空を眺めながら物語を紡いでいました。 星々が煌めく闇に彼らは神秘的な存在を見出し、その姿を想像する。 そして彼らは夜空の歴史を感じながら、日々夢の世界へと誘われていました。  とある小さな村に住む少年アキトは、星を見上げながら大冒険の物語を夢見ていました。  ある日彼は村の長老から受け継いだ伝承の本を手に取り、その中に書かれた星の物語を読み始めました。  物語は、星々が生まれ、光を放ち、そして死んでいくというものでした。彼らは夜空の歴史の一部

    • 変わる日々

      相手は思い思いの姿でイメージしてお読み下さい。 朗読等される際の一人称はおまかせいたします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 君といつの間にか 目線が合わなくなっていた 暇さえあれば  いつもじっと見つめてくれていたのに 君の名前を呼んでも 気づいて貰えなくなっていた 呼ばれる度に いつだって笑顔で駆けつけてくれていたのに 君の傍(そば)に居ても 私(僕)を探すようになっていた 私(僕)の匂いがすれば 離れていても必ず見つけてくれたの

      • 優しい感覚

        私の姿に指定はありません 思い思いの姿でお読み下さいませ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 私はあなたの笑った顔が好き 私の名前を呼ぶあなたの声が好き 私が落ち着くあなたの匂いが好き ずっとあなたの側にいれば ずっと大好きな感覚に包まれていられると 思っていた。 でも、いつの間にか  あなたの笑顔は霞んで、ぼやけて あなたの声は傍(そば)にいるのに 遠くに聞こえる あなたの匂いが見つけられなくて 迷子になってしまったような気持ちになる 私はどうしてし

        • 死神の天秤

          あなたは大切な人と知らない人の命 どちらを選びますか? 大切な人ですか?まあ、そうでしょう では、あなたが医者なら 自分の大切な人と金と名誉の為の患者 どちらを選びますか? 大切な人を選んで見捨てた患者の家族に 恨まれますか? 患者を選んで自分の大切な人を犠牲にした 無力感や喪失感と向き合っていきますか? どちらでもあなたが後悔しない方を 選べば良いのです。 もちろん、どちらを選んでも 両方助からない場合もありますよ。 酷い? 貴方、私を誰だと思ってるんですか? 死神

        夜空の歴史

          君と見つめる

          君と同じ景色の中に居ても 君は僕と違う世界を見ている 僕が空の青さに目を見開けば 君は太陽の眩しさに目を細める 僕が描かれた海の雄大さに感動すれば 君は描かれたイルカの可愛らしさに感動する 僕が降る雪に目移りしたら 君は積もる雪に目移りする 隣にいても、重ならない視点 世界の美しさを 見落とさないように 補いあうかのように 今日も別の視点で世界を見つめていく 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 サ終してしまった某アプリに投稿しそこねたので、供養🙏 配信含めフリーで

          君と見つめる

          雨雫 Ver.助丸

          0:02 光を遮る曇天が覆う 微かな光を受けながら落ちる雫は 地上を濡らし 水辺に模様を 花にはアクセサリーを 家にはフリルを纏わせて 光が溢れるその時を待つ 0:25 雲が晴れ 天使の梯子が掛かるとき その光の下で輝くように 空に虹が描かれたとき その七色で更に彩るために 0:40 いったい空は 何のために地上を飾っているのか? そんなの決まってる 特別な花嫁のためさ 輝く大地は最高の門出に相応しい 何よりお天道様に愛された証拠だからね 1:00 さあ、光が降り注ぐま

          雨雫 Ver.助丸