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【4】大手ゼネコンのゆとり世代/働き方改革

こんにちは、リトルポパイです。
学部卒で大手ゼネコンに入社し5ヶ月目に突入します。今月の給料明細を見てみると約40万円あり予想より多かったです。毎週ある飲み会も許せました。
その代わり激務なんだろうと想像されると思いますが、あまり激務だと感じないです。土日祝日休み(振休有)でお盆も2桁の大型連休(正月休みも有)、、、
海外旅行も行けちゃいます。ハードな環境を想像(若干期待)してこの会社に飛び込んだのですが、早く帰れ・休日は遊べと牽制されます。想像と違う??

建設業のゆとり世代

現状、かなり働き方改革が進んでいます。ほんの数年前までは鬼畜労働だったと聞きますが、現在は上記のような環境です。言葉を借りると我々23卒は建設業ゆとり世代の初頭になるのでは?と考えています。

ゆとり世代の「ゆとり」は「さまざまな経験を通して、人間性を豊かにするゆとりを取り入れる」というゆとり教育の目的からきています。
こうしたスローガンのもと、文部科学省によって教育指導要綱が改定され、2002年から2011年の間に義務教育をうけた世代がゆとり世代です。

ゆとり教育では学習内容を30%減らして、週休二日制を採用するなど授業時間が大幅に削減されました。
しかし、当然ながら学習時間を減らしたことは学力低下につながりました。また、ゆとり教育の教育方針でもあった「人と比べない」や「ナンバーワンよりもオンリーワンを目指す」などの個性を大切にする方針によって、競争意識の低下も学力低下の一因とされています。

識学総研「ゆとり世代とは?」

以前の世代は月100時間200時間残業をおこなってきたと聞きます。それだけで今の我々世代の1.5倍以上の労働時間があるわけで、今と昔では成長の速度に大きく差がありそうです。
私のような才能のない凡人は「をこなした後にはついてくる」ことが一般的かと思いますが、量をこなせないのであれば先人たちに追いつくことができません。

我々はどのようにして量をカバーするか

若手(私)が1.5倍の生産性を生み出せるように、
私の職場では以下のことを行おうとしているように感じます。

・1度手取り足取り解答を示したのち、1人でやらせてみる
・一度取り組ませた仕事は派遣社員に回し、次々と新しい仕事を与える

見て盗んで学べ、子を崖から落とすような教育方針の時代もあったことでしょう。何もわからない状態で自走できる才能あふれた若手なら良いのですが、ある程度の安定を求め大手企業に流れてきた我々の自走力は大したことありません。しかし、「基礎を用いた類題への応用力」は身についていると思います。
業界柄、荒っぽい教え方がベースにあるのですが上記のように、指導に時折優しさを感じます。何もわからない状態で一から考えさせるよりも、基本を教えておけば同じ仕事でもより高次のことを考えることができると思います。

1年目の私のできることは「言われたことは全部やる」に尽きます。全部やろうとして残業時間がオーバーしたら上司の管理不足や会社の人員不足のせいでもあります。働き方改革がさらに進むでしょう。(これがゆとり世代によく見られるという他責思考の1つなのかもしれません笑)
失敗しても1人の責任ではないため新人は恐れず実践あるのみです。



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