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ジビエと一緒にワイン

サンタさんからのプレゼントはいかがでしたか?

本日は、ジビエと一緒にワインは、いかがでしょう。

泡で始めたいかも。

泡をいただくと気分が上がるということで、最初は、スパークリングワインでまいりましょう。大好きなのです、バブルス。 

今回は、「甲州 酵母の泡 BRUT」を選んでみました。よく行くお店では、同じものの SEC をいただいておりましたが、ここは、キリッと BRUT を選んでみました。甲州は、日本を代表する白ワインです。繊細な泡、キリッと、スッキリして柔らかな酸味。少し梨っぽいかな。さぁ、これから美味しいお食事いただきますといった感じです。

ロゼが好きすぎて

ジビエには、グルナッシュをあわせたいかなと、でも、濃いものを最初からいただくのは、ちょっとキビしいかなというときには、ロゼ。あのほんのり淡いピンクがやっぱり好き。12月12日の自分の記事から「STUDIO BY MIRAVEL」を選びました。フェノール感と後味の塩っぽさが、ジビエを使ったお料理の最初の方のメニューに合わせるのにいいのではないでしょうか。例えば、ピンチョスやベーコンを使ったおつまみとご一緒にいかがでしょうか。


さぁ、ガッツリ

いわゆるジビエと合う系ワインは、赤ドッシリ、凝縮かなと一般的には言われておりますね。「カサーレ ヴェッキオ モンテプルチアーノ ダブルッツオ 2017 」、長いですね、なんだか。このワイン、神の雫 19巻で ”このワインはあの古いホテル(シンガポールのラッフルズホテル)を訪れた刹那の忘れがたい思い出と重なる” とまで言われちゃってます。
凝縮感と上品さの見事なバランス、果実の香りとバニラのニュアンス、甘く滑らかな最初の口当たり、そして、どんどん広がる煮込んだような果実感。濃厚だけれど、エレガント。八角などのスパイスにもあうと神の雫にはございました。

イタリアワインの王様の

バローロもあうと思うのです、ジビエのお肉感と。ネッビオーロは、種に含まれるタンニンも多く、皮が厚いのでタンニンが出過ぎてタンニンが暴れちゃうかもなので、美味しいワインが出来るか否かは、醸造者の腕次第です。
ボスキ  デイ シニョーリ バローロ 2016」は、いかがでしょうか。野苺やプラムの香り、スミレ、リコリス、当然樽熟なのですが、すごくタルタル感ではないかと。どこかに書いてあったのですが、もっと置いておいたほうが美味しくなるのではとありました。起こしちゃうの早過ぎかもですが、あわせてみます。

カベルネといえばアメリカでしょ

カベルネは、カベルネでもカベルネ・フランです。Sonomaから、このワインを手に入れるのが大変。364ケースしか造られていないのです。Paul Hobbs様は、ロバート・モンダヴィからオーパスワンの醸造チームに配属されオーパスワンのファーストヴィンテージを仕込み、4年間過ごしたスゴイ方。「Paul Hobbs Cross Burn Cabernet Franc 2014」は、Wine Advocate 92ポイント。レッドカラント、ブラックラズベリーなど複雑な濃い系フルーツ、タイム、セージ、いきいきとした酸味、そしてちょっと後味に海塩味。タンニンしっかり、長い余韻の素晴らしワインです。出来ることなら、お外でローストしたジビエと乾杯したいワインです。

いただくとクイーンが鳴り出します

ご存知、神の雫1巻の「シャトーモンペラ 2001」は、無理なので2012。”パワフルで、そのくせとろけるような甘味とキュンとくるような酸味がぐわっと迫ってくる感じだ。”って、神崎雫さまは、おっしゃっています。”なんつーか、クラシックみたいなんだけれどそうじゃない、こいつは、もっとモダンな、、、。やっぱ、クイーンですよ!”と。メルロー主体の柔らかな果実味、まろやかなでクリーミーなコク。コクがあっても、タンニン、酸味は角がなく穏やかな印象。オーパスワンに負けないワインと言われています。クイーンが鳴り出すかしら、わたくしの耳にも。

バローロ、バルバレスコの普段着バージョン 

パヴェーゼ バルベーラ デル モンフェラート ピエモンテ 2018」ピエモンテ原産のバルベーラ種で造られたワイン。インク、ブラックベリー、プラム、紅茶、土、茎、甘酢ぱっさと酸味のバランスを楽しみたいワイン。普段着ワイン。


サグランティーノって

あんまりいただくチャンスがないサグランティーノ種のワイン。タンニン濃いワインです、ネッビオーロの数倍もあると。フルボディでリッチな味わい。飲みごたえのある赤ワインなので、グリルしたジビエ、煮込んだものにあうのかなと考えました。なかなかパワフルなので、お食事が負けちゃうかもしれませんが、そうなったらそうなったでよいとしましょう。

ジンファンデルはアメリカ

イタリアでは、プリミティーヴォ です。果実味豊富でパワフル、タンニンも豊富。「マッセリア スプレノ プリミティーヴォ サレント 2018」ジンファンデルよりも酸味が多いと言われているので、ちょっとカリカリになったお肉の端っことあうと思うのです。あくまでもわたくしの感覚なのですが。

濃いのは苦手なの

濃い赤ワインは、なんだか苦手とおっしゃる方には、ピノ・ノワールを冷やしてあわせるのもいいのでは。「フォレスト ヴィレ 2016」などは、いかがでしょうか。最初にチェリー、ストロベリー、フレッシュなプラムの香り、そして、軽いオーク、ラズベリーやチェリー、熟したフルーツの豊かな果実味、ほどよい酸と穏やかなタンニン、白胡椒な感じでさっぱりしたワインです。
セリュル エル マスロッチ ソラ フレッド」カリニャンって何故か人気がないのですが、赤系果実と少し黒系果実ブラックベリーなどの香り。複雑さがあり、豊かな果実味、フルーツは煮込むというよりフレッシュな印象。このワインは飲みやすく、心地よいカカオのようなちょっと渋い果皮のタンニンもあるバランスのよいワインです。コクがあって美味しいワインです。カリニャンの良さが、ジビエにあうことを願っています。

さぁ、これからジビエの会で再確認してまいります。

お読みいただきまして、ありがとうございます。

みなさまも素敵なクリスマスを。 cheers !



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