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適応障害になって半年が経ちました。

こんにちは。
令和の働き方コーチ ぷーやんです。

今回は
「適応障害になって半年が経過した現状と変化したこと」
についてお話します。

ちょうど半年前の2023年の8月24日。
僕は当時勤めていた都内のWebマーケティング会社への通勤中、
駅の階段で突然意識を失い倒れました。

そのまま広尾にある日本赤十字社医療センターへ救急搬送され、
大事には至らなかったものの、精神科医の診療を受けた結果、
「適応障害」と診断されたのです。

その時の状況や心境を今でもハッキリと覚えています。

Webマーケティング会社に転職してから1ヶ月弱、
毎日夜21〜22時まで残業して、土日も仕事三昧な日々を送っていて
自分を追い込むように仕事にのめり込んでいました。

Webライターの仕事をしていたのですが、
ワーカホリックな厳しい上司に当たってしまい
何十回も修正指示を出され一向に制作物が完成に近づかない。

挙げ句の果てには
「土日もプライベート削るくらい全力で仕事してね」
と言われ徐々に精神を追い詰められていきました。

それから仕事のことを考えると夜も眠れない日々が続き、
食欲も段々と失せ仕事中は吐き気が止まらなくなり、
終いにはトイレに自分の頭を打ち付けるような自傷行為まで行っていました。

適応障害と診断される直前には毎日
「このまま消えてなくなりたい」と考え続けるようになり、
どうやったら楽に◯ねるかまで考えてばかりいました。

そして、限界が来て気づいたら駅の階段から転げ落ちて救急搬送。

今思い返しても、相当追い詰められていたんだなと実感しています。
(追い詰められたというか、真面目すぎるが故に自分で自分自身を追い詰めていた方が正しいかもしれません。)

そんな適応障害と診断された日から、今日で半年が経ちます。

当時と比べて変わったことはたくさんあります。

今回はその変わったことや今の現状などを踏まえて
今の僕がどんなことを思っているのか、これからについて
当時の状況と比較しながらお話していきたいと思います。

適応障害になって変わったこと


まず、適応障害になって変わったことはたくさんあります。
一番の変化といえば、仕事に対しての価値観の変化です。

適応障害は、ストレスの原因がはっきりしているメンタルの不調と
よく言われますが、その原因の大多数が「仕事」です。

僕自身も、適応障害になって仕事への価値観が大きく変わりました。
特に大きく変わったのが

仕事に全力を注げなくなった

ということです。

これは仕事のストレスが原因で適応障害になった人であれば
激しく共感することじゃないかな、と勝手に思っています。

適応障害になる前は仕事に対して全力を常に注いでいる状態で、
24時間365日常に仕事のことを考えているくらいでした。

毎日遅くまで残業して、土日も仕事をする日々。
プライベートなんてもってのほか。

そんな生活を繰り返していく中で
ある日突然、糸がプツンと切れるようにメンタルが壊れる。
完全に頑張りすぎでした。

それ以来、仕事を頑張ることに対しての恐怖感が芽生え、
仕事をセーブしながらこなすということをするようになりました。

言い換えれば、全力を出すことができなくなりました。

個人的にはこれは良いこと、悪いことどちらでもあるかなと思っています。

良い面で言うと自分の限界を知ることができたので
限界を超えるまで頑張ることをしなくてよくなりました。

逆に悪い面だと
全力を出すことができない=チャンスを逃してしまう
ことかなと思います。

特に20代のような体力が有り余っている時期に
全力を出すことができなくなると
伸びしろが限られてくる、というリスクもあります。

でも成長したいかしたくないかなんて人それぞれであって、
自分のペースで働くことが一番だということにも気づきました。

僕はこれまでのキャリア選択の中でずっと

  • 成長したい

  • 20代で圧倒的な成果を出したい

  • 手に職をつけて個人で稼げるようになりたい

というようないわゆる「成長志向」を掲げていて、
プライベートも全て仕事に捧げて圧倒的に成長するんだ!
というマインドを持って活動していました。

ですが、適応障害になりそのような働き方が
自分にとって合わないということに気づきました。

僕は真面目で責任感が強いという
適応障害になってしまう人の典型例だったため、
頑張りすぎて自分自身を追い込んでしまうという特徴があります。

そのため、圧倒的に成長したい!という働き方は
自分の身を滅ぼすということに気づいたのです。

だから僕は、働き方や仕事に対する向き合い方を
根本から変えることにしました。

Webマーケティング会社を辞め、
リハビリも兼ねて週4でパートの仕事に切り替え、
パートをしながら副業で動画編集の仕事を行う。

「仕事で結果を出すことが全て!」という考え方から
仕事もプライベートも程よく充実させる
という価値観にシフトチェンジしました。

「20代は仕事に全振りしろ!」という意見も見られますが、
やっぱりワークライフバランスは大事です。

そんな仕事に対する価値観の変化が
適応障害になったことによる大きな変化でした。


適応障害になって半年が経過した今の現状


ここからは今の現状をお話します。

まず肝心のメンタルに関してですが、
適応障害になったときのような気分の浮き沈みはほとんどなくなりました。

適応障害になる直前、なった直後は
食欲もなく眠れないというような状況で
常に不安がつきまとっているような心境でしたが、

やはり適応障害の原因である「仕事」から離れたことで
メンタルの不調が大きく和らいだのだと思います。

まだ心療内科に通って薬を飲みながら経過観察をしてもらっていますが、
今となっては普通に仕事にも復帰していますし
趣味にも没頭できるようになりました。

今は実家で過ごしながら仕事に通っているので、
住む環境での安心感というものもあるでしょう。

適応障害になった頃は一人暮らしをしていて、
一人のときには余計なことを考えてしまって不安になるということを
繰り返していたので、それでメンタルの不調が発生したのだと思われます。

ただ、気分の浮き沈みがほとんどなくなったとは言ったものの、
今でも不安感に苛まれることは多少あります。

パートという身分なので
「この先の仕事はどうしよう」だったり、

27歳という年齢のため
「将来結婚できるのかな」という不安が時々押し寄せてきます。

ですが、先のことを考えすぎても自分を苦しめるだけで
何の解決にもなりません。

最近は
「今を精一杯生きる」
ということを特に意識して活動するようにしています。

先のことを考えすぎずに、
まず目の前のやるべきことに集中して取り組む。

仕事や結婚など漠然とした将来の不安もよぎりますが
深く考えすぎず今を楽しみながら生きる。

そうすることで将来の不安が少しずつ解消され、
メンタルも安定するのではと考えています。

なので焦らずゆっくり生きていきましょう、ということですね。

適応障害になったことで、
今を生きることの重要性も知ることができました。

最後に


さて、ここまでいかがだったでしょうか?

適応障害になって半年が経過した現状と変化したことについて
今回はお話してきましたが、

最後に今適応障害で苦しんでいる人や
その他のメンタル不調で苦しんでいる人に向けて
簡単なメッセージをお伝えして終わろうかと思います。

今現在適応障害で苦しんでいる方は、
まずゆっくり休むことに集中してください。

先行きの見えない不安で焦る気持ちはすごく分かります。
僕も適応障害になった頃は

「こんな生活がいつまで続くんだろう」
と不安ばかり感じていました。

ですが、今は充電期間と捉えて
メンタルを整えることだけを考えてください。

休むことでしか得られない気づきがたくさんあります。
休むことで自分はどんな人生を送りたいのかを知ることができます。

個人的な考えですが、
適応障害になったことは自分の人生を見直すことができた
大きなきっかけだと思っています。

だから、あなたは今とても苦しいかもしれませんが、
ゆっくり休んだ後に必ず道は拓けてきます。

まずは休むことに集中しましょう。

そして、適応障害ではないけど
なんとなくメンタルの不調を抱えている方。

「もうダメだ」「限界だな」と感じる前に
周りの人に相談して休めるなら休んでください。

ちょっとした異変や違和感が、
後々自分自身を苦しめることになります。

「でもここで休んだら仕事が・・・」
「周りに迷惑をかけてしまう」

なんて思うかもしれませんが、

案外世の中はあなたがいなくても回るものです。
仕事も少しぐらい休んだって、代わりに誰かがやってくれます。

それに休んだって、人生いくらでもやり直せます。

僕自身適応障害になって休職したことで
「もう僕の人生終わりなのか」と思っていましたが、

今となっては自分らしい働き方をすることができ、
プライベートも充実しています。

だから限界が来る前に休みましょう。

もしあなたが

「今の仕事がつらくてしんどい」
「仕事を休むかどうか悩んでいる」
のようなお悩みを抱えているのであれば、

僕にその悩みを全てぶつけてください。

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いつでも60分無料でご相談に乗ります。

他愛のない話でも構いません。
一人で抱えずに、僕にお話してください。

それでは皆さん、ベストな働き方を!

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