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25歳でフリーランスになって分かった現実

こんにちは。
令和の働き方コーチ ぷーやんです。

今回は
「25歳でフリーランスになって分かった現実」
というテーマでお話したいと思います。

フリーランスブーム、まだまだ続いていますよね。

最近だと若くしてフリーランスになる方、
はたまた大学を卒業してから就職せずそのままフリーランスになる方も以前よりか増えてきた気がしています。

さらに国もフリーランスの活動を推進しています。

2024年11月からは
「フリーランス・事業者間取引適正化等法」
というフリーランスの労働環境を整備したり契約をクリアなものにしようという法令が施工されます。

(詳しい内容が気になる方はググってみてください)

というように、僕も昨今のフリーランスブームに背中を押されて
2022年の1月、25歳のときにフリーランスとして活動を始めました。

ですが、僕はそこで様々な壁に直面し
厳しい現実も目の当たりにしました。

これには、若くしてフリーランスになったことによる弊害や
社会人経験の少なさから来る経験不足的なことも多々ありました。

そこで今回のnoteでは、
若くしてフリーランスになったことによる現実とその末路、
またフリーランスになって失敗せず活躍するためにはどうするべきか、
そんなことについてお話していきます。

  • これからフリーランスになりたい、フリーランスに興味がある

  • 現在フリーランスとして活動しているけど伸び悩んでいる

  • 今の仕事が嫌で、一刻も早く脱サラしてフリーランスになりたい

そんな方はぜひ最後までご覧ください。



僕が25歳でフリーランスになった理由


まずはじめに、僕が25歳(社会人3年目)という年齢で
なぜフリーランスになったのか?というところから説明します。

理由としては、2点ほどあります。

まず1点目が、独立志向がとてつもなく強かったことです。

独立志向が強かった、というよりかは
とにかく当時は会社員の労働が嫌でした。

「なんでやりたくない仕事をやらなきゃいけないの?」
とろくに仕事もできやしないのに不満ばっかり言っていた人間でした。

あとは、当時動画編集の副業でそこそこ稼げていたからか
通勤電車で会社に向かうサラリーマンを見て

「俺はお前らとは違う人間なんだぞ」
と変なプライドを持っていました。

そうこうするうちに、
「独立してもいけるんじゃないか?」
という気持ちが強くなり、独立を決意しました。

次に2点目が環境要因です。
僕は独立前、会社員をしながらとあるビジネスコミュニティでコンサルを受けていました。

そのビジネスコミュニティの代表の方から
「独立考えているなら来年からうちで働かない?」
と誘われたのが大きなきっかけでした。

言葉悪いかもしれませんが、
「太客ができた」というような状態になったんです。

あとは僕がいたビジネスコミュニティにも
フリーランスとして活動している人がたくさんいましたし、

独立前に男3人でシェアハウス生活をしていたのですが
僕以外のルームメイト2人ともフリーランスだったということもあり、
フリーランス生活への憧れがどんどん強くなっていました。

こういった環境で生活していたのと、
独立後の仕事先が見つかったという要因もあったので、
25歳でフリーランスになる決断ができた、ということなんです。

25歳でフリーランスになってから直面した現実


とまぁ、ここまでは割とトントン拍子で
会社を辞めてフリーランスになることができました。

ですがその喜びもつかの間。
僕はフリーランスになって様々な現実に直面することになるのです。

ここからは僕が直面した現実をいくつか紹介します。

現実① 案件すぐ途切れる


まず1つ目の現実が
「案件すぐ途切れる」です。

これは僕がやっていたような映像系の仕事など
クリエイティブ系のフリーランスによくありがちなことだと思います。

一度制作物が完成して、また次もお願いしますとなれば一番良いのですが
実際のところそのようなケースは稀です。

おそらく大多数のクリエイティブ系のフリーランスは、
案件受注→納品→また案件を探す
というループを永遠に繰り返しているんじゃないかと思います。

クライアントと関係構築して
継続的にお仕事を発注してもらえるような関係性ができれば
しばらくは食いつないでいけるのですが、
そうでない方がほとんど。

「動画編集でフリーランスになろう!」
という謳い文句の広告をよく見かけますが、

実際動画編集でフリーランスになった方のほとんどはジリ貧です。

しかも、僕みたいに社会人経験が浅いままフリーランスになった方は
クライアントと関係構築する力がついていない方が多いので、
案件を受注したけど1回きりで終わり、みたいなことが多発してしまいます。

だから、若くしてフリーランスになった方は
案件受注のループでジリ貧になり脱落していく、
というパターンが大量発生しているのです。


現実② 人脈がなくて詰む


続いて2つ目の現実が、
「人脈がなくて詰む」です。

僕が関わってきたフリーランスの方の中で
成功していたり、長く活躍できている方って
「人脈を上手く活用している」という方なんですよね。

その人脈ってどんなものかと言うと

  • 前の会社の取引先

  • 今のクライアントからの紹介

  • リアルな知り合い(友人、先輩後輩など)

  • コミュニティ内の繋がり

というように、しっかりと関係構築して仕事をもらっている
ということをやっていたことが多かったです。

僕も実際仕事をもらっていたときは
ビジネスコミュニティの中でできた繋がりだったり、
お世話になっていた経営者の方から紹介してもらった、
というような形で既にある人脈から広げていきました。

これって、ある程度社会人経験を積む中で
勤めていた会社の取引先から直接お仕事をもらったり、
お仕事を依頼したい人を紹介してもらうというような人脈が積み重なってくるということだと思うんですよ。

じゃあこれが社会人経験のない方、少ない方だったらどうでしょう?

こうした仕事をくれる人脈がなくて詰むんですよ。

継続的に仕事をくれる人がいないので、
新規で案件を探すしかなくなる。

もちろん新規開拓や営業はすごく大事です。
今はSNSやクラウドソーシングサイトも発達していて
割とすぐ案件は受注できるような環境も整っています。

でも面白いことに、
SNSやクラウドソーシングサイトで得られた案件って
割とすぐ受注できなくなっちゃうんですよね。

何が言いたいかというと、
オンラインだけで得た案件、人脈はすぐに切れます。

あとは別の話だと、
異業種交流会とか人脈を作る会もありますよね。

僕も何回か参加したことありますけど、
あそこから仕事に繋がることはほとんどありません。

顔合わせて終わりです。

大学で言う「よっ友」みたいな感じ。(伝わるかな)

だからどこかで長くお付き合いできるような関係構築をしないと
フリーランスは短命に終わってしまう、というわけなんです。


現実③ スキルがなくて詰む


そして3つ目の現実が、
「スキルがなくて詰む」です。

これはどちらかというと、僕のように
副業で実績を出したからフリーランスになろう!
という方に当てはまるんじゃないかと思います。

結論から言うと、
副業で求められるスキルとフリーランスで求められるスキルは
天と地ほどの差があります。

要するに、
副業でやっていたときの延長線でフリーランスになると
間違いなく詰みます。

Webデザインのフリーランスで例を挙げますと、
案件の応募条件に、

「Web制作会社での経験◯年以上」
というものが良くあります。
(僕がやっていた映像系の案件でもよくありました)

つまり、副業でやっていたときの実績は
ちゃんと評価してくれないことが多い、というのが現実なんです。

そりゃ個人でやれる領域と、
会社で色んな人を巻き込んでお金やプロジェクトを動かした経験って
雲泥の差がありますからね。

副業でやっていた経験が仮に評価されたとしても、
下っ端仕事しか任せてくれないなんてケースもザラにあります。

何が言いたいかというと、
若くしてスキルや実績もないままフリーランスになるとジリ貧になる
ということなんです。

フリーランスになるなら、
正当に評価されるような実績とスキルを積みましょう、ということなんです。


フリーランスがジリ貧にならないための対策


さて、ここまで散々
「若くしてフリーランスになるとジリ貧になる」
という耳が痛い話ばかりしてきましたが、

ここからは
「ジリ貧にならないためにはどうすればいいのか?」
をお話します。

対策① ある程度社会人経験を積んでからフリーランスになる


まず1つ目は、
「ある程度社会人経験を積んでからフリーランスになる」
ということです。

目安としては、
社会人経験5〜10年、といったところでしょうか。

要するに、早とちりしないということです。

フリーランスは厳しいことに、
実績がないと仕事をもらえません。

だから実績やスキルを着実に得るために
まずは会社で経験を積む、ということです。

前の章で
「副業での実績はフリーランスだと評価されない」
とお話しましたが、転職となると話が変わってきます。

もちろんちゃんとした会社での経験が必要な企業もありますが、
副業で得た実績を評価してくれる企業も増えてきています。

だから独立を前提にまずは会社に入って、
ある程度経験を積んでから独立する、というのも全然ありです。

会社に入って経験を積めば、
前の章でお話した「継続的にお仕事を振ってくれる人脈」も
必然的に手に入りますからね。

対策② 業務委託・派遣で経験を積む


対策①はどちらかというと
これからフリーランスになりたい、という方の話で、

この対策②は
既にフリーランスになっていますよ、という方向けの話です。

ゼロから自分で案件を受注するだけのいわゆる
「完全フリーランス」という形ではなくて、

業務委託や派遣の仕事で経験を積みながら活動する
「半分フリーランス・半分雇われ」の活動で実績や経験を積みましょう、
ということです。

上で話した「完全フリーランス」の働き方は、
自分で仕事を選べたり働く時間も自由に選べるなど
自由度高く働くことができます。

しかし、それ相応のリスクもあります。
「案件がなければ詰む」ことです。

だからそのようなリスクを少なくするため
+実績や経験を詰むためにも
「半分フリーランス・半分雇われ」で働くことをおすすめしています。

実績や経験を積めるというメリットもありますが、
何よりも働いた分ちゃんと給料が入ってくる
という大きなメリットがあります。

フリーランスにとってお金は寿命みたいなものですからね。
お金のリスクを少なくすることが長くフリーランスとして活動するために
とっても大事なことなんです。

あとは業務委託や派遣で実績を積めば、
新しい案件に応募した時のアピール材料になって
仕事を受注しやすくなります。

そうして受注できる案件が増えてくれば、
業務委託や派遣の割合を減らして自分の好きなように働く
という手も全然ありです。

意外と活躍しているフリーランスの方って、
最初は業務委託や派遣をしながらフリーランスの活動をしていた人が
大多数なんですよ。

フリーランスになって失敗してほしくない


さて、いかがだったでしょうか?

今回は、
「25歳でフリーランスになって分かった現実」
というテーマで割とキツイ内容も含めてお話しました。

冒頭のお話は人によっては耳が痛かったり
気分を害するような内容も含んでいたかもしれませんが、
これが現実なんです。

フリーランスってキラキラしているように見えますが、
実際そんな甘くないんです。
みんな裏では必死に頑張っているんですよ。

僕は今となってはフリーランスを辞めて
普通に会社員として働いていますが、

今回のnoteはこれからフリーランスとして活動する人に向けて
僕と同じような失敗はしてほしくない、
フリーランスになるからには長く活躍してほしい。

そんな思いを込めたnoteになりました。

気づいたら4,800字も書いていましたね。
それだけこれからフリーランスになる方には成功してほしい、
という思いを込めて書いたので、ぜひ参考にしてください。

最後になりますが、もしあなたが

「今の仕事がつらくてしんどい」
「仕事を休むかどうか悩んでいる」
のようなお悩みを抱えているのであれば、

僕にその悩みを全てぶつけてください。

TwitterのDM公式LINEへひとこといただければ
いつでも60分無料でご相談に乗ります。

他愛のない話でも構いません。
一人で抱えずに、僕にお話してください。

それでは皆さん、ベストな働き方を!


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