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今すぐ実行できる株式投資。経済投資(続き)【WEEK31】



去年の3倍



みんなさんは、この上記の「去年の3倍」という数字がなんの数字かわかりますか??


この数字は、2018年時点で3倍のリストラ時代になっているということです。現在では、新型コロナウイルスの影響でもっとリストラが多くなっていると言われています。また、6年ぶりに1万人超えるリストラが行われているとの記事も上がっています。

前々回は、債権の話。前回は、投資信託とヘッジファンドの話。
ついに、今回は「株式投資」について紹介していきますが、今の時代では投資をしたほうがいいのか?

投資をしたほうが良いではなく、投資を行っていかないといけない時代になっていることは間違いありません!

なぜかと言うと、「投資=未来のため」ではなく今の自分のためです!
投資を行なうことで、未来を確実にする。未来が確実なので、今の自分の好きなことに集中することができる環境を作り出すことが非常に重要になってきます。

事実、私達が働くお金よりも投資で動いているお金は数十倍であるために働いたお金を浪費に回すのではなく、投資に回すようにしましょう。

この記事は、前回も紹介した通り【WEEK 23】から継続的に続いている資産形成スキルの中の一部である為、継続的に読むことをおすすめします!(経済投資に関しては、【WEEK 28】からスタートしています。)

少し長くて読むのが面倒と感じる方もいるかも知れませんが、これを読むと投資についてマスターすることが出来るので是非、読んでください!!!

株式会社の基本

<歴史的背景>

最初に、株式会社の基本としてみなさんも一度は聞いたことがあると思いますが、株式会社というのは1602年にオランダの東インド会社からスタートしました。東インド会社では軍隊も操る大組織でした。
しかしながら、当時、航海に出ることは非常にビジネスチャンスではあったものの海賊に襲われてしまうことや嵐に巻き込まれてしまうなどの多くの船旅でのリスクが考えられました。

そこで、そこで多くの出資者を募り、その出資の単位に応じて、航海の後に利益を分配するという方法を考えました。この方法を行なうことで、儲けを分かち合うが、リスクも分かち合うという考え方が誕生し、株式会社の最初の事例となりました。

<資本金>

株式会社は、資本金というお金が基になって作られます。

例として、資本金が100万円。発行した株の数が100株。
この場合では、1株1万円ということになります。これを株価1万円とします。
*ほとんどは株式会社なのでこの考え方です。

中小企業は株価は自由に設定することができます。

未上場企業

未上場企業は経営がガラス張りになっていないために内部がわからない現状があります。

例として、未上場企業が、「上場しますよ〜」「うちの会社の特許すごいですよー」「もうすぐ政府の許可降りるよー」などの情報では、詐欺のリスクが高いため、大体嘘であるスタンスでいるようにしましょう。

では、このようなことを防ぐために、未上場企業を投資するときにはどのようにすればよいのだろうか??

<Due Diligence>

未上場企業の場合、株価は言い値となってしまい、信用リリスクが有りません。そのため、Due Diligenceという方法があります。

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Due Diligenceとは、企業価値の査定や法律に関わる資産について調査です。上記の図のように、投資家は監査法人などの調査官に毎回費用を払って依頼しなければいけません。依頼された調査官は、企業に調査をするたびに毎回手間がかかります。

これはめんどくさい!!!
しかし、やらないと、信用がないために投資をすることは非常にリスクであると思います。

投資家:もっと安全に簡単に投資を行なないたい!
企業側は、もっと多くの投資家に投資をしてほしい!

と、言うように思っています。

<会員クラブ>

先程のように、投資家も企業側も非常に手間と時間がかかるため、もっと簡単に投資を行い、活発にできるようにするために一定の基準をクリアした企業だけを登録させる会員クラブのようなものが存在します。

それは、日本取引所グループである東証一部、東証二部、東証マザーズ、ジャスダックなどが存在します。

上場企業

一方で、上場するとどのようなことが起こるのか?

上場すると、経営状態を株主に公開する義務があります。これをIRといいます。

そして、上場することをIPO(Initial Public Offering)といいます。
見えなかったスモークミラー経営が、ガラス張り経営になります。
そのため、多くの情報が公開された企業を投資家は、IRなどから様々な情報を収集し、市場(マーケット)で取引します。

<上場はすごい??>

では、上場することは素晴らしいことであるのか???

それは、率直に言うと上場することはすごいことではありません。

企業として上場するまでに、成長することができたのは素晴らしいことです。しかしながら、上場しなくても世間でも有名な企業は存在します。
例として、森ビル・サントリー・竹中工務店・小学館・朝日新聞社などは上場していません!!!

<メリット>

では、上場するメリットは何があるのか??

・社会の信用が格段に上がる
・資金調達が容易になる
・健全な経営体制の実現
・社員のやる気が上がる
・創業者利益の享受

などのメリットがあります。

<デメリット>

では、上場するデメリットは何があるのか??

・上場継続のための費用
・株主総会の手間(IRを含む)
・経営について長期的な視野
・幅広い株主の実現
・買収リスク

などのデメリットがあります。
竹花さん自身、今の時代では、メリットは少ないと考えています。

投資家視点

投資家にとっても、企業にとっても、株主総会は株式会社にとって重要なイベントです。

株主総会では、利益分配や役員の選出を行います。
これは非常に重要な会議です。

<企業が倒産>

企業に投資を行っている投資家は、投資している企業が倒産してしまったらどうするのか?

企業が倒産してしまった場合には、出資額はゼロになりますが責任などを追う必要性はありません。

投資家は、企業が倒産してもリスクはないと言えます。

<利益>

投資家が株を運用している上で、入ってくる利益の方法は3つあります。

株主配当・株主優待・キャピタルゲイン

<株主配当>

株主配当では、株を買うと、その保有株数と配当の価格によって配当額が決まります。

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上記のように、投資家が持っている株の数によって配当額が異なります。

<株主優待>

株主優待は、株主に株を持ち続けてもらうための施策でもあります。
例として、マクドナルドの株主優待ではマクドナルドの商品を食べることができるセットの券をもらうことができたり、ディズニーの株主優待ではディズニーリゾートのチケットをもらうことができるなどあります。

この株主優待は、米国では少なく、日本では多い傾向にあります。

<キャピタルゲインとキャピタルロス

株式を保有していて、配当と株主優待の他にキャピタルゲインとキャピタルロスというのがあります。

株価100円のときに買った。株価200円のときに売った。100円儲かった。=キャピタルゲイン
株価200円のときに買った。株価100円のときに損切り。100円損した。=キャピタルロス

株式投資の考え方

当たり前ではありますが、前提として株式投資では「絶対に上下する条件」があるという単純な話であることです!

ここで一つ例として、
 サイコロを10回振る。奇数が8回出る。
 では、サイコロをもう10回振った時、奇数が出る確立は何%か?

 

 上記の例からいくと、80%であるのように思う人もいるかも知れませんが、サイコロを振って奇数・偶数が出る確率は50%です!

この例から言いたいことは、株式投資を行う時に過去のチャートや企業情報は投資を行う上では考える要素にしてはいけないということです。

スライド3

上記の図からもわかるように、株価が半額になっても現在の株式会社Aが、その金額なのかを考える必要があります。

株式投資を行なうスタンスとして、株は上下する単純なものでありながら、過去の情報を判断要素にするのではなく現時点で、本当にその株価で見合っているのかを考える必要があります!

<仕組み>

株式の考え方については理解することができたと思います。

では、株式投資では上がった時に儲かり、下がると損をするのでしょうか?

安く買って高く売る高い時に借りて安い時に買い戻し返す方法の2種類があります。

スライド4

スライド5


まとめると、以下のようになります。

スライド6

この時点で、MEは30円儲かっていることがわかります。
この例より、株価が下がって儲かることもできるということが理解できたと思います。

大不況になった時に、資産家や投資家は儲かることが多いです。

次回

次回は、この続きである「株式の取引」について紹介していきます!


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