ぐりぐら ぐりぐら
先日ふたたび、立川のPLAY!ミュージアムへ〜〜
昨日から絵本作家・酒井駒子さんの個展と、ぐりとぐらの展示が始まったので早速行ってきました!
酒井駒子さんの作品を見るのは、(私自身あまり絵本を読まない子どもでもあったので)今日が初めて。
「黒」が潜んでいる絵のタッチが印象的でしたが、その黒には暗さというよりも静けさや穏やかさが潜んでいる感じがしました。
絶対に一番下の(下地の)色は黒なのに、その黒があるからこそ引き立つ優しみのある色合いや表現がたまらなかったです。真似したくても絶対に真似できないような、絶妙な色使いや筆遣いに圧倒されました。
そして、心待ちにしていたぐりとぐらの展示…!まさにPLAY、随所に小さなしかけがあって、絵本の中に入って遊べる空間になっていました!
特に、空間を仕切る扉は、大人はそのまま扉を押せば出入りできて、こどもはそのままくぐれるようになっているという…!
親子の目線や感覚が尊重された素敵な仕掛けだなと思いました。
そのほかにも、大きな大きなパンケーキのぬいぐるみ(?)が展示されていて、触れるようにもなっています。
あの、絵本に出てくるパンケーキが目の前に現れたら、大人でも大興奮してしまう……(笑)
私は絵本を読まない子どもでしたが、唯一「ぐりとぐらの1ねんかん」は大好きで。
幼い頃はこの本の中で1月から12月までに起こった出来事を全ページ暗記してました(笑)。
今思えば、お話もそうですが特に表紙のデザインや絵に惹かれてたのかもしれません……
改めて絵本を見てみても、やっぱりどれも表紙や挿絵が本当にかわいいです。
あと、言葉のリズムが聞いていてとても楽しいなと感じました。ぐりぐらぐりぐら♪
私にとって「ぐりとぐら」のお話は、絵を見よう!お話を読もう!と意気込まなくても、すっと自然に入ってくる心地さがあるから好きなのかもなぁと思ったりもしました。
そんな子どもの頃の思い出の作品に、大人になって改めて対峙できてよかったです。
個人的に、絵本は大人になってから読む方が楽しい…!
大人なのでグッズも惜しみなく買います😤💛笑
ちなみに、このミュージアムがある「グリーンスプリングス」という複合施設には音楽ホールがあるみたいで、たまたまその日はピアニストの辻井さんなどが演奏をされていました!
びっくりしたのが、そのホールが外にもひらかれていて(外との境目がない)、ふらっと立ち寄った人でもピアノの生演奏が芝生の上やテラス席で楽しめるということ…!!
こんなところで演奏が聞けるなんて思っていなかったので感動してしまった。。。
ここでは時々芝生エリアを開放しているようで、各々シートをひいて休んだり、お店やキッチンカーで買ってきたご飯を食べながらゆっくりしたり、子供と遊び疲れたお父さんがお昼寝をしていたり…とても自由で最高でした!!
晴天の下、空間全体に心地よいピアノの音色が響いていて、みんながそれを楽しんでいる…という光景があまりにも平和な日曜日すぎて、ルノワールのパリの絵の中にいるような、何かの夢をみているんじゃないかと思うほどでした(笑)。
でもきっと、人間には時々こういう時間が必要……
癒やされると同時に、面白いまちの在り方を目撃することができて、なんだかわくわくしました✊
住民になればミュージアムも割引されるし、IKEAもあるし、私の好きなオニ公園もあるし…(今日久々に行けてテンション上がりました👹🤍)立川に住みたくなっちゃうな〜〜
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