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駄菓子屋レインボー

作りたかったの。虹色の何かを

ついつい見ちゃうtastemade
レシピはいつも自分が作ってる食パンレシピで
動画では一次発酵後に色付けしてるっぽかったけど、生地が傷みそうなのでこねあがりに分割して色付けしました

七色食パン-4

食用色素はウィルトンのものを使ってます
爪楊枝で適宜すくって生地に乗せる。一度生地に触った爪楊枝は絶対に色素の容器につけたらダメですよ。そこからカビが生えるからね

七色食パン-5

なかなか色が入らないので結構こねる
多色の時の注意は、薄い色から付けること、色が変わるたびにちゃんと手も台も洗ってきれいにすること
当たり前のようだけど色が残って混ざってしまうことも
ひと作業ごとにいちいち綺麗にするのは習慣として重要

七色食パン-6

食用色素の話1
食用色素は使い慣れないと思ったような色が出ません
アメリカのお菓子のような濃い色を作るのはすごくたくさんの色素を入れるので、よほど思い切らないとあそこまでの色は出ない
薄 ↑ 








濃 ↓

こんな感じで、色素を入れても中間の中途半端な色が長く続き、なかなか濃い色にならないので、だんだん心折れて濃い色を作るのを諦めちゃう感じ(私はね)
少し色素を入れすぎただけで、中間の色になってしまいます
薄い色と濃い色を作るのはとても難しい
食用色素の話2
色付けが難しいのは 赤、紫
色付けが簡単なのは 黄色、オレンジ、茶色
色が出やすいので量を注意するのは ピンク、水色、青、緑

紫は薄くしようとするとグレーになるので、多めに使う必要があるのと、
ウィルトンの紫は青が強めなので赤を足しました。
(実際グレーを作る時は紫を使う)

赤色は「濃いピンク」になりがちで、真っ赤を作ろうとすると色素がたくさん要ります。今日のもオレンジや黄色に使う色素の3倍ほど入れてます
ウィルトンでセット売りしている赤はクリスマスレッドというピンクがかった赤色なので、真っ赤を作るにはノーテイストレッドがおすすめです
クリスマスレッドしかない時は茶色や黒を少しだけ入れてダークにするといいですよ

ピンクと水色はちょっと多くなるだけで百均のプラスチックみたいになる(まさに今回!!)いまだに入れすぎちゃうなー
黄色とオレンジ、茶色は色が作りやすい

七色食パン-7

七色作るのに30分くらいかかってしまったので、最初の方に色をつけた右側の生地は明らかに発酵が進んでしまった

七色食パン-8

成形前。かわいい…

七色食パン-9

一つ一つの色は百均のプラスチック用品の色みたいにテカテカになったけど
重ねていくとなんとなく虹色に

七色食パン-10

くるーん

七色食パン-3

背面はとってもアーティスティック
…なのに

七色食パン-2

ペッカペカー
ものすごい原色
クルクルのロールにはならなかったなー
駄菓子屋さんのお菓子みたいな原色食パンになりました
たのしー!


昔は私も食べ物に色素を入れるのに抵抗がありました。
マカロンとかも、なんであんな色つけるの!?って思ってたし。
SNSの登場でお菓子もビジュアルが重要になり
お菓子を作っておしまいじゃなくて、写真を撮ってSNSにあげるのもお菓子作りの一環になった気がします。
最初はばかばかしく感じてたけど、綺麗に写真を撮るためにスタイリングしたり、みんなで共有したりするのも楽しさの一部となって、今では私も当たり前のように写真を撮ってSNSに残すようになりました
食べ物で遊ぶのはあまり良いことじゃないし、自分の中でも線引きがあって
見た目だけのもの、食べた時に味のバランスが崩れるようなものや、不衛生に感じるものは好きじゃないけど、ちょっとした映えるお菓子なんかは一緒になって楽しむようになって
幅が広がった気もします
フラワーケーキを作るようになったらより食用色素が身近(?)になって
色付けの難しさを感じると面白くなってきたりもしました
なんでも簡単じゃないから楽しいのよね

でも七色作るのすごくめんどくさかったからもうやらない(多分)
☺︎






美味しいお菓子を作るぞ☺︎