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出産する病院どうやって決める!?大事なポイント5選!

さて、昨日投稿した妊娠したかも?と思ったらするべき3選でも紹介した、出産する病院を決めよう!ですが…

https://note.com/ponyoponyo1515/n/n9a88f4cd4252

ちょっと調べ始めたらわかると思いますが、でるわでるわ、沢山の病院と特徴が…そしてその違いの多さに呆然とします。そこでチェックが必要なポイントをご紹介します。

ポイント①何よりも安全であること!

出産はどんなに若くても、どんなに妊娠経過が良くても100%安全が保障された出産は存在しません。健康100%で若い!と自信がある方も、どうせなら出産の後のご褒美にエステや高級フルコースの祝い膳、なんならインスタ映えのゴージャスホテルのような病室を夢見る方も、自分や赤ちゃんが死ぬまたはかなり危険な状態になる可能性が大いにあります。
なので、素敵な出産病院を選びたい気持ちはわかりますが、まずは安全であることを確認しましょう。
では、どうやって安全を見極めるのか。それは、まずその病院が周産期母子医療センターであるか。この周産期母子医療センターは、産婦人科と新生児科が併設される高度医療機関です。
つまり、出産時にお母さんや赤ちゃんに何かあった時にすぐに病院内で対応可能となり、ここより安全な病院はまずありません。なので、すでに何か持病がある人や、妊娠経過で前置胎盤等や切迫などすでにリスクがある人はもう必須と言っていいほど、こちらがおすすめです。
ただし、これらの病院はいわゆるthe総合病院。おしゃれな部屋やおしゃれな食事、ご褒美エステとは無縁であることが多いです(お祝膳はでますよ)。とはいえ、せっかくの出産だし夢のような病院で出産したい!!と諦められない方や、周産期センターは遠すぎる…と思う方もいると思います。その場合は、自分が調べた出産したい病院が緊急時に対応帝王切開可能な病院なのか、できない場合はどこの病院と提携しているのか、その場合搬送にどれくらい時間がかかるのかを調べて自分が納得できる所にしましょう。
どれだけ事前に検査をし備えていても、出産は毎回始まってみないとわからない未知の領域です。お母さんや赤ちゃんに何かあった時、他の病院にしていれば…という悲しい事が起きないように、しっかり考えましょう。
もちろん、ドラマの様な産院で無事に出産される方も多いですが、あくまで結果論です。自分にとって譲れない所、素敵な所、そして何より安全な所を選びましょう。

ポイント②無痛分娩対応かどうか。

出産する病院を決めるにあたり決めないといけないのが、無痛分娩をするか、しないか。この無痛分娩は、背中に細い管を入れて、そこから痛み止めを調節して流し陣痛の痛みを軽減するものです。
ただし、病院に麻酔をかける医師がいなければできないので、そもそもできる病院とできない病院があります。海外では主流であり、陣痛はほんとにもう、想像を絶する痛みです。
ですから、個人的にはやれるもんならやったら良いと思います。ただ、これは自由なので、やりたい人は病院を決める際にこちらも確認しましょう。そこで注意すべきは、24時間対応しているかどうかです。
昨今の医師不足の影響で日中は無痛分娩できるけど、夜間はできませんってところもあります。そうすると、昼間から陣痛がきた時、痛み止めの薬のおかげで快適な出産を進めていたにもかかわらず、夕方になったら背中に管入っているのに薬を止められて痛すぎる状態に突入し、その激痛のまま出産もしくは、朝になったらまた薬始まるという意味不明な状態になります。更にその意味不明状態にかかわらず麻酔加算というお金はしっかり取られます…。
なので、無痛分娩やりたい!って人は必ず24時間対応可能かどうかチェックしましょう!ただし、出産の経過や赤ちゃんの状態によっては、いくら希望しても当日に無痛分娩適応ではなくなる可能性も大いにありますので、そこも念頭にいれましょう。

ポイント③授乳の考え方。

病院によって授乳の考え方が変わります。助産師や看護師が授乳の方法を教えてくれるのですが、最初は赤ちゃんもうまく吸えないし、お母さんもうまく授乳できません。そうやって練習していく中で、病院によって3つの特色があります。1つ目は完全母乳信者の病院。
ここはもう何があろうと母乳一本で、スパルタの如く朝から晩まで授乳させられます。母乳が出ない人はいないという概念の元進みますので、正直辛そうです。私は母乳がかなり出る派でしたが、このやり方強いられるときつそうだな…と思います。とはいえ、完母こだわりの強いお母さんも多いと思うので、その方には良いかもしれません。

2つ目は母乳とミルク補充病院。
まずは授乳して、足りない分をミルクで補いましょー!というゆるめの病院。個人的にはこれがおすすめ。母乳だけだとやはり腹持ちが悪くてすぐ起きちゃうので、夜は授乳の後に少しミルク足す等できて、気持ちが楽です!哺乳瓶にも慣れていれば、今後ちょっと夫や家族に預けて出かけたり等のおでかけも可能になりますが、完母で母乳瓶いやー!のまないー!状態だと、ちょっとのお出かけも難しくなるので、ゆるい育児ママとしてはこれがおすすめ。

3つ目はミルクが全て病院。
病院によってはお母さんの母乳の出が悪いとすぐに諦めて、完全ミルクを勧めてくる所もあります。病院としては赤ちゃんの体重増やせば退院させられるのですが、こういう病院の場合お母さんの授乳ケアが不足しがちです。母乳の出が悪いお母さんも、おっぱいの咥えさせ方の工夫やマッサージ等色々助産師さんと試行錯誤して退院までに授乳スタイルを習得するのが理想だと思いますが、さっさとミルクにされると、とても悲しいですよね。飲ませないとほんとに母乳が出なくなってしまうので、授乳ケアが充実している病院がおすすめです。

これらの授乳についての考え方は残念ながら病院のホームページを調べただけでは出てきません…。収集するには、病院と授乳から口コミを検索をしましょう。

ポイント④立ち合い出産可能かどうか

せっかくの生命誕生の場!夫は出産時においては1ミリも助けになりませんが、それでも出産の感動を分かち合いたい方も多いはず。ご希望の方は、コロナのせいで立ち合いや面会を制限している病院もまだちらほらあるので、可能かどうかチェックしましょう。

ポイント⑤母子同室かどうか。

病院によって、出産翌日から退院までずっと母子同室の病院と、夜間はお母さんが眠って休む時間を確保するために預かる病院と大きく2種類あります。これは一長一短です。前者は出産翌日から睡眠不足との戦いが始まり地獄…かと思われがちですが、逆を考えると、退院後の夜間赤ちゃんの対応をどうしたらいいのかを教えてもらいながら練習できる期間となり、生活イメージできた状態で退院となります。一方後者は、退院までの数日夜眠れるのは最高ですが、退院後は突然夜間泣く子供と家でご対面になります。体力は温存できたもののすぐさま寝不足かつ、慣れない家庭育児に加えて、未知の夜間のお世話にてんてこ舞いになります。が、結論としては、どっちもどっち!どちらにせよ、帰宅したら昼も夜も泣く赤ちゃんの慣れないお世話にてんやわんやします。どちらが良いかは好みです!病院でどっちかこだわるよりも、退院後誰か手伝いに来てもらえる親戚や、そういう方がいない場合の産後ケア病院を確保する方が大切です。母子同室かはこだわらずに選びましょう。

妊娠したかも?と思ってからいろんな雑誌を見ても、病院の決め方について書かれているものはほとんどありません。私見によるものですが、参考になれば嬉しいです。皆様の出産が安全でハッピーなものになりますように。

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