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仕事で怒られるのがしんどい。怒られてもめげないようにするには?【回答】

質問箱に届いた質問に回答する連載、第22回です。今回はタイトルの質問に回答したいと思います。

質問箱に届いた質問内容は以下のとおりです。

仕事でミスして怒られ、理不尽に怒られ、を繰り返してしんどいです。
どうしたら怒られないような社会人になれますか?
また、怒られてめげないようになるにはどうしたらいいですか?

怒られる要因はどこにある?

まず、怒られる要因として、自分に原因がある場合と、自分に原因はないのに理不尽に怒られる場合がありますよね。

自分に原因がある場合は、怒られた内容を覚えて次はしないようにする、ということを地道にやっていくしかないと思います。ずっと同じ職場にいるなら、若手のうちは怒られるかもしれませんが、全部改善していけば怒られる要素も少なくなっていくように思います。そこに到達するまでがしんどいですが...。

理不尽に怒られる場合は、自分を責めるとしんどいので、「理不尽だな」「自分に非はないな」と理解することで自分を守ってほしいです。聞き流すのが手っ取り早いですが、人事に相談して、一緒に仕事をする機会を減らしてもらうとか、理不尽に怒ってくる人より立場が上の上司に相談して注意してもらうといういうのも必要かもしれません。

ただ、人間である限りミスは100%するものだと思います。

指摘されたことを覚えて改善していく努力はした方が良いと思いますが、それでもミスを0にはできないだろうし、結局必要なのは怒られてもめげないメンタルなのかもしれません。

怒られてもめげないようになるには?

怒られてもめげないようにする方法は、怒られることに慣れるしかないと思います。慣れは人の感覚を鈍らせます

ただ、それが良いことなのかどうかが私には分かりません。

怒られることに慣れて、恐さもあまり感じなくなったとしたら、仕事を続けていく社会人としては強いのかもしれません。尊敬に値するとも思います。

でも、怒られたときに、それを真っ直ぐに受け止めてしまって、つらくなってしまう心も、人として大切なもののような気がします。過酷な職場ではそういう心を捨てなければやっていけないのかもしれませんが、できることなら大切に持っていてほしいなと思います。

怒ってくる上司って、怒られることに慣れて感覚が鈍った人間なのかなという気がします。繊細な心を持っている人は、傷つきやすいですが、上司になったときに優しくできると思います。優しい上司が増えれば、後輩も繊細な心を捨てずに済んで、その後輩がやがて優しい上司になる、そういう好循環が生まれるんじゃないかなと思います。

心を捨てずに働ける職場を探す

人である限り、ミスはしてしまうと思うので、上司に指摘されるということはあると思います。どこの職場で勤めたとしても。

ただ、怒るというのは、ミスを指摘するだけでなく、怒りという感情が入っていますよね。仕事としてはミスを指摘して改善してもらえればそれでいいので、怒りという感情を含める必要はないはずです。

怒りという感情を含めずに、指摘だけしてくれる人が集まった職場に転職するというのも一つの手段かもしれません。

私は中学校で働いていたのですが、理不尽な人がいなくて、指摘だけしてくれる職場だったので、恐い思いをせずに済みました。バイトで接客していたときのクレーマーの方がよっぽど怖かったです。教員だからなのか、良い人が多かったです。

ただ、たとえ教員でもいろんな人がいて、精神的にきつくなるような職場もあるようなので、職種というよりは運としか言えないような気もします。

運の要素もあるので強くおすすめはしませんが、心を捨てずに働ける職場を求めて転職するのも一つの道です。私が働いていたところは優しい人の多い職場だったので、そういう職場もないことはないと思います。

結論として

改善する努力をして怒られるポイントを減らすことと、怒られることに慣れていくことで、今の職場で踏ん張れるようにするのも一つですし、怒るのではなく指摘だけするような風土の職場を探すのも一つです。どちらを目指すかは考え方次第だと思います。

今の職場で踏ん張る場合も、転職という方法があるということは忘れないでください。「ここしかない」という思いで、精神的に限界なのに頑張り続けてしまうことが心配です。働く場所はほかにもたくさんあって、「社会人は怒られる」が当然ではないということを知っておいてください。

イライラなどを乗せて注意するから怒りになるだけであって、本来は指摘するだけで十分なはずです。それを分かっている人たちが集まっている職場であれば、声を荒げられるなんてことは起こらず、「ここは今度からこうしようね」と指摘されるだけです。それが当たり前になればいいのになとおもいます。

過酷な仕事ほど、ストレスが溜まって、指摘するときに怒りをのせてしまうのかもしれませんね。心に余裕のある人が多い職場は、後輩にも優しく指摘できるように思います。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。思いがあって就職した職場だと思うので、応援したいと思う一方で、無理をし続けてほしくない、転職も一つなのではないかと思う自分もいます。いずれにせよ、心が潰れそうになったら休むのが一番大事だと思います。最も守るべきなのは、あなたの心です。

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