【個性診断】自分の"強み"を活かせる仕事とは?
はじめに
私は約1年半の時間をかけて、数々の副業に挑戦し、
その度に失敗している。
詳しくはこちら↓↓
その度に
「自分に合う仕事って何だろう」
と迷走してしまう。
もちろん、
最初から成功できるなんて思っていないが、
それでもモチベーションを維持させるのは難しい。
そこで、
まず自分の強みを把握するために
・ストレングスファインダー
・ACS個性診断
を実施した。
その診断結果から活路が見えてきたので、
それについて執筆したいと思う。
ストレングスファインダー
1. ストレングスファインダーとは
アメリカのコンサルティング会社「Gallup社」が開発した
「才能診断ツール」のことである。
このツールを用いることで、
自分の強みを科学的に可視化することができるのだ。
オンラインでテストを受験する事ができ、
177個の質問に直感で回答していくと、
下図のようなテストレポートが発行される。
人間には34の資質があるとされており、
図1のように、人によって序列が変わってくる。
上位にある資質が「あなたらしさ」であり、
この資質を自覚し、鍛えていくことで「強み」に変わる。
テストは2種類あり、
①上位資質(トップ5)のみ診断:¥2,340
②全資質(34)の診断:¥5,850
と診断結果によって料金が変わる。
ちなみに、私は②を受験した。
2. 受験手順
アメリカの会社が運営していることもあって、
Webサイトは英語表記であり、
翻訳された表現もわかりづらかった。
私自身、テストを受験するまで大変だったことから、
購入からテストまで簡単に解説する。
尚、日本の「ハート・ラボ・ジャパン社」でも受験できるらしいので、
こちらでも良いかもしれない。
「Gallup社」でストレングスファインダーを受験する手順は以下の通り。
①アカウント登録
②アクセスコード購入
③アクセスコード引換
④テスト受験
⑤レポートのダウンロード
順番に解説していく。
①アカウント登録
アクセスコード(テストの受験資格)を購入するためには、
下記Webサイトより、まずアカウント登録が必要である。
図2右上の「サインイン」をクリックすると、
図3の画面が表示されるため、
「アカウントを作成してください」をクリックする。
次に、必要事項を入力していき、アカウント登録を完了させる。
②アクセスコード購入
アカウント登録が完了し、サインインが出来たら、
「GALLUP Store」において、どちらかのアクセスコードを購入する。
図5の「今すぐ購入する」をクリックし、
必要数量を変更した後、「カートに追加」をクリックする。
次に、右上のポップアップ画面で、「チェックアウト」をクリックする。
(チェックアウトという表現がわかりづらい…)
その後、「購入者情報」や「支払い方法」等を入力し、
アクセスコードを購入する。
③アクセスコード引換
このアクセスコードは受験資格のようなもので、
引換することで、実際にテストを受験することができる。
登録したメールアドレスに
「題名:ご購入いただきありがとうございます!」とメールが届くため、
メール内の「Code Management」をクリックする。
すると、「コードの配信」「バンドルの管理」等、
見慣れない単語がたくさん出てくる。
ここからはうろ覚えであるが、
「コードの配信」は指定したメールアドレスにアクセスコードを送付できる。
つまり、第三者に受験資格を譲渡したり、
スマホで受験したい場合に使用する。
(自分のPCで受験する場合は不要)
「バンドルの管理」において、
アクセスコードを引換し、テストを受験する。
④テスト受験
テストでは177個の質問に直感で回答していく。
図10の通り、左右に対極な文章が表示され、
どちらの方が自分に当てはまるのか回答していく。
制限時間が1問20秒と決まっており、
20秒経過すると強制的に次の質問に移行する。
また、カウントダウンが表示される訳ではないため、
感覚的に20秒を判断し、早めに回答していく必要がある。
実際、私は1回だけ回答できなかった質問があった。
(左右の質問が長かったり、1回読んだだけで理解できなかったり…)
⑤レポートのダウンロード
テストが終了すると、診断結果が表示される。
また、図11の右側のボタンをクリックすると、
レポート等をダウンロードできる。
3. 診断結果
ストレングスファインダー34の資質のうち、
上位トップ10は下記の通りとなった。
① コミュニケーション
② 未来志向
③ 最上志向
④ 社交性
⑤ 戦略性
⑥ 親密性
⑦ 責任感
⑧ 慎重さ
⑨ 着想
⑩ 共感性
各資質について、簡単に解説する。
① コミュニケーション
自分の考えを言葉で表現するのが得意。
話し上手で、プレゼンテーションに長けている。
② 未来志向
未来で起こり得ることに触発される。
未来のビジョンを語ることで、人々にエネルギーを与える。
③ 最上志向
常に改善しようとする。
優れたものを最高レベルのものに変えようとする。
④ 社交性
新しく出会った人を魅了し、味方につける。
見知らぬ人と打ち解けて、親しくなることに満足する。
⑤ 戦略性
いかなる想定に直面しても、
適切なパターンと問題点を直ちに予測することができる。
⑥ 親密性
他の人との親密な人間関係を好む。
目標達成のために、友人と努力することに大きな満足感を得る。
⑦ 責任感
実行すると発言したことに責任感を持つ。
誠実さや忠実さといった価値観を大事にする。
⑧ 慎重さ
意思決定や選択する際に細心の注意を払う。
目の前に立ちはだかる障壁を予測する。
⑨ 着想
アイデアに魅力を感じる。
共通点のない現象に関連性を見出す。
⑩ 共感性
他の人の人生や状況を思い浮かべて、
その人の気持ちを感じ取ることができる。
4. 結果を受けて
最初に上位トップ10を見た時、
「そうそう!その通りだよ。よく分かってるじゃん!」
という感じで、自分の性格が言語化されていた。
自分のことを分かっているようで、
意外と言語化するのは難しい。
「自分はこんな人間なんだ!」
と独りよがりになっている可能性もある。
その点、科学的な根拠に基づいた診断結果は信頼できるし、
改めて、自分の才能に気づく事ができた。
ACS個性診断
1. ACS個性診断とは
日本心理学会で発表している科学的根拠のある心理テストのことで、
「発想パターン」を測定するのが特徴である。
ストレングスファインダーのようにオンラインで受験でき、
120問の質問に回答すると、診断結果がグラフ化される。
尚、個性を判別するために、
何も取り繕っていない「素の自分」でテストを受験する必要がある。
というのも、
・家にいるときの自分
・会社にいるときの自分
は差があるのが一般的である。
家にいるときの自分が「個性」に当たり、
会社にいるときは「スキル」で自然と補っている。
つまり、
「会社の自分」-「家の自分」=「スキル」
という式が成り立つ。
前述したストレングスファインダーは
「個性」+「スキル」=「強み」
のような「スキル」も加味した結果が出やすい。
一方で、
ACS個性診断は「個性」のみが出やすい。
そのため、両者の診断結果に差が出た場合、
「スキル」で補っているということが証明できる。
ただし、両者の結果に乖離があり過ぎると、
本来の自分とはかけ離れた「スキル」で補っていることになり、
自分に負荷がかかっていることを意味する。
加えて、得意分野として伸ばしづらいため、
できるだけ「個性」に合わせた仕事が望ましい。
このように、
・ストレングスファインダー
・ACS個性診断
を両方受験することで、「個性」と「スキル」を抽出する事ができ、
自分に合った仕事を見つけやすくなる。
2. 受験手順
私はYouTubeチャンネル「リベラルアーツ大学」の学長が運営している
オンラインコミュニティ「リベシティ」に個性診断士がいるため、
その方に依頼して受験した。
ココナラのようなクラウドソーシングサイトでも
「個性診断」と検索すれば出るため、受験する事が可能だ。
恐らく、診断結果を踏まえたカウンセリングも行うと思うが、
ストレングスファインダーを事前に受験しておくことをおすすめする。
3. 診断結果
個性診断の結果は下図の通りで、
一言で表すと
「とにかくポジティブでお話好き」
である。
各項目について、簡単に解説する。
■会話性
普段の何気ない会話をする意欲(好き・嫌い)がどれほどあるかをみる
■交流性
他人との交流の積極性をみる
■幸福性
世界と自分の人生に対する基本的前向き度を見る
■表出性
自分の感情を素直に表に出しやすいか、感情が動きにくいかをみる。
■共感性
相手の感情の影響を受けやすいか受けにくいかをみる
■尊重性
他人と自分の違いがどれくらい気になるかをみる
■融和性
自分の生活や考え方をかえることにストレスを感じるかどうかをみる
■開示性
自分の内面を表に出すことにストレスを感じるかどうかをみる
■創造性
いろいろな判断の根拠が自分の心の中にあり、
自分でストレスなしに決断できるかどうかをみる
■自立性
一人で生きていくことを好むか、
家族や友人と心をつないで生きていくことを好むかをみる
■感受性
いろいろな経験をしたときに、心が動いて強い印象を残すかどうかをみる。
■充実性
今の自分の人生に充実感を感じているかどうかをみる
4. 結果を受けて
ストレングスファインダーの上位トップ10でも
・コミュニケーション
・社交性
があり、個性診断でも
・会話性
・交流性
・開示性
が高いため、これらは「スキル」とは関係なく、
本来の自分が得意とする「個性」であることがわかった。
一方で、
個性診断で「幸福性」が高く、前向きに物事を捉える傾向にあるが、
ストレングスファインダーでは「慎重さ」が出ていた。
このことから、
「慎重さ」は仕事で自然と身につけた「スキル」であることがわかった。
(思い当たる節は確かにある…)
個性診断士とカウンセリングした結果、
・コンサル
・セミナー講師
のように「人と会話する仕事が向いている」という助言をいただいた。
その理由として以下が挙げられる。
・会話性が高いため、人と話すのが苦ではない
・交流性が高いため、人と関わるのも苦ではない
・幸福性が高いため、前向きに人と接することができる
・創造性が高いため、悩みを解決する答えを導き出せる
「コンサル」と「セミナー講師」なんて選択肢になかった。
そもそも、そんな働き方、稼ぎ方を知らなかった。
具体的なロードマップも提示いただいたため、
あとは行動していくのみ。
おわりに
今回受験した
・ストレングスファインダー
・ACS個性診断
によって、客観的に自分のことを理解することできた。
ただ、理解しただけでは意味がない。
自分の個性を知っただけでは、稼げない。
自分の個性(強み)を知り、
自分に合う仕事を知り、
行動に移して、成功するまで試行錯誤を繰り返す。
明日からまた忙しくなりそうだ。
でも、ワクワクしている。
ぽん太
(4,636文字)