見出し画像

大学院入試について ~落ちたらどうなるの?~

1 導入

こんにちは、ひろきです。長らく更新できておりませんでしたが、本日は先日行われた大学院入試について少しお話できればと思います。

来年度以降に大学院入試を控えている方や大学院に少しでも興味がある方の参考になれば幸いです。

※この記事は内部進学を前提に執筆しております。外部進学を考えている方はそっと閉じてください笑

2 大学院入試の概要

① 試験制度について
大学によって異なる
のが実情のようです。友人の話によれば、私立大学は学部時代に上位3分の2程度の成績をとっていれば、面接のみで合格できるとのこと。

一方、国立大学では厳格に試験が行われ、点数が足りていなければ問答無用で落とされてしまうようです。国立大学の方、しっかりと勉強しましょう!

② 試験内容について
これも大学、学部ごとによって違うので一概には言えませんが筆者が通う学部では専門科目(100点満点)が2科目、英語の外部試験が100点満点の合計300点満点でした。300点中180点(6割)とれれば合格です。

専門科目は複数ある科目の中から自由に2つを選択する形式でした。研究室によっては受験科目が指定されている所もあるようです。英語はTOEICやTOEFLなど大学が指定するものを各自で受験します。

ここで注意点ですが、必ず3年生までのうちに大学院入試で使える英語試験を調べて受験するようにしましょう。4年生になると実験やらゼミやらで余裕が無くなります。また用いることができるテストをきちんと確認しておくのも大事です。院試では使えないテストを受験してしまい受験資格が無くなってしまった先輩もいたので注意しましょう。

3 勉強時間及び勉強方法

① 英語の勉強について
英語で高得点をとっておくとかなり安心して院試に臨むことができます。予め自分の持ち点が分かっていると専門科目で必要な点数も予測できますし、何より専門科目で必要な点数が減るのが大きいです。

専門科目で5割とれば良いのと、7割とらならければいけないのでは心理的負担が全く違います。遅くとも3年生、出来れば2年生のうちに最低でも700点は取得しておきましょう。筆者は785点とり、少し余裕が持てました。

英語は院生になってからも使うのでしっかり勉強しましょう!

② 専門科目の勉強について
こちらはまず過去問を入手して傾向を掴む所から始めましょう。過去問を見て毎年同じような問題が出ているのか、しっかりと作られているのかを確認して勉強の方針を立てます。

ただ、毎年続いた傾向が今年も続く保証はどこにもないので勉強はしましょう笑  内部進学するのであれば、該当する授業のレジュメや定期テストを入手してそれを中心に勉強すればまず大丈夫です。外部受験の場合は何とかして入手しましょう。教授の方々は学問に真摯に向き合う学生を見捨てはしません。ダメ元でもいいので過去問やレジュメがもらえないか頼みましょう。

ちなみに過去問の入手方法は以下の通りです。
(1) 研究室の先輩からもらう
(2) HPに載っていないか調べてみる
(3) 教務に問い合わせてみる

③ 勉強時間について
内部進学の場合なら1日4~5時間程度の勉強を2か月前からコツコツやれば絶対に大丈夫です。これくらいが平均な気がします。

1日15時間勉強していた友人もいれば1日2時間しか勉強していない友人もいたので人それぞれですね。自分の成績や専門科目の難易度によって調整しましょう!

時間をムダにせずに効率的に勉強しましょう

4 院試に落ちたらどうなるの?

中には院試に落ちてしまう人もいます。9割ほどが受かる試験とよく言われますが、裏を返せば1割は落ちてしまいます。しかも難関大学に受かった人の1割なので甘い世界ではありません。そんな人達の進路はだいたいに以下に分類されます

① 卒業して来年度の院試を受ける
② 海外留学して来年度の院試を受ける
③ 就活する
④ 他大の院試を受ける
⑤ 後期日程で同じ大学を受験する

多いのは③④⑤辺りでしょうか。院試に落ちてしまうとその後は卒業研究と進路選択を並行してやる必要性が出てきます。どっちつかずになってしまう場合もあります。落ちないように対策は万全を期しましょう。

5 まとめ

院試(内部進学ですが、、、)について書きました。大学受験で失敗してしまう人は数が多い分、その後の進路もある程度は透明化されています。

しかし、院試は受験する絶対数が少ないうえにその内の1割しか落ちないことから、その後の進路が不透明でまるでブラックボックスです。

決して舐めずにしっかり計画立てて勉強しましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?