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なんでイワシって魚へんに弱いって書くの?

1 導入

こんにちは、ひろきです。本日はいつものように生物や生態系ではなく漢字に焦点を当ててみたいと思います。

魚にまつわる漢字は難読漢字ばかりですが、意味や由来とセットで覚えると覚えやすいです。ひろきも難読漢字を調べてみてイワシの由来が面白いと思ったので紹介します。趣味っぽくなってしまいますが、お手柔らかに笑

2 結論 ~なんでイワシって魚へんに弱いって書くの?~

それは、文字通り「弱い」からです。

どういう風に弱いかと言うと、「鱗がはがれやすく、陸揚げした後に傷みやすい」ことを指します。

鯉の鱗。鱗は体表を守る役割があります。

他にも多くの魚のエサになってしまうことも弱いという当て字の由来だと言えるでしょう。

3 イワシは本当に弱い存在なのか?

「弱い」という不名誉な称号を与えられてしまって可哀想なイワシですが、本当に弱いだけの存在なのでしょうか?

そうではありません笑 彼らには彼らなりの身を守る戦略があるんです!
その秘密は漢字の由来の鱗にあります。

イワシの鱗は、キラキラ光るキレイな鱗でとってもはがれやすくなっています。敵に襲われた時は鱗をはがして、敵が見とれているスキに逃げるという戦略です。なかなか賢いですね笑

4 他にもある? イワシの生存戦略

鱗以外にもイワシには賢い生存戦略があるんです!体の色に着目してみましょう。よくイワシは青魚と言われますよね。背中が青いことが由来なのですが、その理由は上空から見たときに敵から見つかりにくくするためです。
天敵である海鳥から逃げることが目的です。

美しい鳥たちも魚から見たら恐怖の対象です笑

さらに、下から見たら青色ではくて白色に見えます。その理由は体色を、眩しい太陽の光で白んだ海面に映る空の白色に溶け込ませるためです。

背側を青色、腹側を白色にするといういわば保護色を活用することで、自らの身を守っているんですね。

5 まとめ

今回はイワシの漢字の由来と生存戦略について執筆しました。漢字について書くつもりが少し路線がズレてしまいました笑




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