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映画22 「サイレント・トーキョー」

今年ラストを飾ったのは、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊という個人的好きな俳優ランキング上位勢出演の本作となった。ちょっとネタバレ含むかも。

全般的にはまあ面白いかなという感じ。結構思想が強めな印象を受けた。悪いことではない。

途中最大の盛り上がりである?渋谷大爆破があるのだが、そこまでの展開があんまり好きじゃなかった。というのも、あまりにも市民がバカ過ぎるし、警察も無能過ぎる気がして、リアリティに欠ける気がしたためだ。

爆破予告があるところにあんなに人が行くのだろうか?流石にいかなくないか?行きたい人がいたとしても警察がそれを許さない気もした。封鎖できないのか?あんな状況で時間になって大爆破。みんな絶望。みたいな感じになってもあんまり同情できないというか、そりゃあねって気持ちにしかならない。

まぁ渋谷のど真ん中で大爆破させてみたいって気持ちはわからなくはないし、映像のインパクトはそこそこあった。大爆破のための演出なんだと思えば、多少は許せるかな。

確かに日本は平和ボケしているのだろうし、それが良いことでもあり悪いことでもあるような気がするけども、まぁそこに問いかける感じなのはいいことなのかな。考えることが大事なことだ。

犯人ぽい人たちの演出はなかなかよかったかも。ミスリードにはなるんだろうけど、怪しげな感じは出ててよかったかも。

それにしても石田ゆり子はよく仕事をしている。

★★★⭐︎⭐︎

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