【飯テロ注意】氷温熟成のススメ
「氷温熟成」という単語を聞いたことがあるでしょうか?
雪の中でお肉や野菜やお酒を熟成させて栄養素や旨味を蓄える貯蔵技術のことを氷温熟成と言います。
雪を使用することで、電気を使わず自然の力で0-3度前後の安定した温度を保つことができ、その安定した温度が食べ物やお酒の美味しさをグッと引き立てるようです。
今日は、その氷温熟成を我が身に感じてきましたので、その魅力をお伝えしたいと思います。
八海山 純米吟醸 雪室貯蔵三年
訪れたのは新潟県魚沼市の魚沼の里 八海山雪室。
1,000トンの雪を収容する雪中貯蔵庫で、八海山の試飲や、新潟県の銘菓や雑貨などが購入できる施設です。
そこで試飲したのが、氷温熟成を活用した、八海山です。魚沼市は降雪量が豊富なので、氷温熟成は魚沼ならではの貯蔵・熟成方法ですよね。
白いボトルに入っている知る人ぞ知る八海山。
雪室で3年間熟成させた八海山で、お値段は3,100円と高価な日本酒になってます。(通常720mlの日本酒は1,000円前後)
通常の純米吟醸よりも雑味が極限まで削ぎ落とされていて、スッキリとした飲み口でした。
口に含んだ瞬間「うわ、うま!」と叫んでしまうほどのスッキリさと味わいの深さ。一目惚れならぬ、一口惚れで、思わず購入してしまいました。3年熟成した、というのも頷けます。氷温熟成、侮れない...。
日本酒好きも日本酒が苦手な人も、人生で一度は口にしていただきたいレベル。
Amazonでも購入が可能です。280mlのミニボトルサイズも販売しているので、騙されたと思って試してみてください。
氷温熟成和牛
もう一つ、氷温熟成を活用した和牛を体験してきました。お邪魔したのは新潟県妙高市にある旬菜酒房 武相荘。絶品氷温熟成和牛を堪能させていただきました。
・ランプのロースト
赤身で人気のあるランプをローストしたもの。わさびと合わせていただきました。
通常のローストビーフと比べると、噛んでる感じがしないほど赤身が柔らかく、赤みならではの香りが深まっていて、とても美味しい一品。
日本酒でもそうでしたが、熟成することによって味が深まる印象が強いです。
・牛ささみの串焼き
ささみというと、鶏の脂の少ない淡白な部位をイメージしますが、
牛のささみは赤身とサシのバランスが良く、くどさのない味が魅力的な部位です。
脂と赤身のバランスがとてもよく、脂がのっているのにさっぱり食べられる、という素晴らしい一品でした。わさびをつけると、脂感がさらになくなって、超さっぱり食べられます。
・氷温熟成和牛のステーキ
表面に軽く火を通し、お肉の柔らかさを保ったステーキです。
こちらも赤身を使っており、肉厚なのにさっぱりいただけます。「肉感」を感じたい方はステーキがおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
写真だけでは味は伝わらないと思うので、是非体感してみてほしいです。また、新潟に訪れた際は、もれなくチェックしてみてください。
それでは。
日本酒の飲み方を変えて、日本酒が飲まれるシーンを増やしたい。日本酒カクテルの素、ぽんしゅグリアです。ぜひ一度HPに遊びに来てください。 ぽんしゅグリア公式HP:ponshu-gria.com