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髪を切ったら主役になれた日

日常の中でたまに主役になる日がある。
例えばプレゼンをする日とか自分が誕生日の日とか。



そんな特別な日以外にも主役になる日があった。


それは髪を切った日だ。


私は先日、セミロングからショートヘアにし、見た目が別人になった。
髪を切った理由は、ただ単にショートヘアに興味があっただけなのだが、今までしてきた髪型の中で1番しっくりきた。

1番最初に見た親は、親フィルター全開で「可愛い!!私が死ぬまでその髪型でいて!!」と意味不明な要求をしてくるくらい褒めちぎってくれた。


親は似合うって言ってくれたけど、みんなはどう思うかな?

切った次の日、会社に行くのがちょっと緊張した。
みんななんて言うかな、何も反応されなかったらどうしよう。

そんな気持ちを抱えながら電車に乗り、出社した。



出社前の心配はする必要なかった。

会社の人からの反応は自分が思った以上だった。

みんなとすれ違うたびに、かわいい〜!似合う〜!って成人式の前撮りした時のカメラマン並みに褒めてくれた。(というかまず切ってきた人に似合わないよなんて言わないよな)


みんな本心で言ってくれていたのかはわからないけど、めちゃくちゃ嬉しかった。


何が嬉しかったって、普段自分のことをぶただと思っているので、周りの人からかわいいって言ってもらえてシンプルに自己肯定感爆上げだし、仕事もできない、誕生日も忘れ去られるぶたに目立つ機会などそうそうないのに、髪を切っただけでこんなにも目立てるという快感がすごかった。


みんなが自分を見てる。嬉しい!!!



髪を切った次の日はブーストがかかってるだけなので、明日には日常に戻るだろう。

でもたまにはこういう主役になれる日もあったっていいじゃん。

目立つことが全てじゃないけど、ちょっとだけ自分を好きになれた1日だった。

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