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ー新しい習い事始めますー      【エッセイ】未来のためにできること

『隔週土曜日はプチ旅行
 年に二回はしっかり旅行』
新しい習い事だと思って 始めます



子育てがひと段落して
時間に余裕が出きたころ

経営していたカフェを閉めて
ひどい50肩と更年期で体調を崩し
誰かに電話をしたりLineをすることさえなくなって
ほとんど家に籠っていたら
元々苦手だった人付き合いが輪をかけてひどくなり
恐ろしいほどの孤独感が襲ってきました

子どもが生まれて会社を辞めてから
同僚と遊びに行くこともなくなりましたが
子育てに躍起になっているときは
友達がいないことに孤独を感じることはありませんでした
ところが 子どもが独立して家を出ていくと
改めて 友達のいない状況に堪らない寂しさを感じるのです

だからと言って
友達を作ろうと行動を起こそうとしても
人付き合いが苦手 という意識が邪魔をして
なにもできないまま動けません


そんな悶々とした日々を過ごすようになって一年以上が経った今
この状況を打破するために
主婦となった今 なぜ友達ができないのか
どうすれば 気の合う友達を作れるのか
今の私には何が必要なのか
本気で考えてみました


それで分かったんです
子供の時は『学校』という逃げられない場があり
 今の私には『家庭』という逃げ場がある

 そのことが私を甘やかしている』



子供の世界は友達が全てで
『友達とうまくやらなければならない 
 一人ぼっちになるのは怖い』
とみんな 毎日 必死だと思います

たとえ友達と上手くいかないことがあっても
次の日には必ず学校で会わなければならないし
何とか自分で解決しなければならないのです

勿論 自分でどうにもならない程しんどくなった時には
学校や友達から離れて新しい道を探せばいいのだけれど
その選択は 子供にとっては相当な覚悟のいることです

だから みんな ギリギリまで頑張ってしまいます
それは恐らく すべての子供に言えることだと思います

そうやって『学校』という逃げられない環境の中で
くっついたり離れたり
傷つけたり傷つけられたり
していくうちに
お互いの ひととなりが 分かって
本当の友達や 気の合う仲間に出会えるのだと思います

それは社会に出ても同じことで
人間関係の場が『学校』から『会社』に代わるだけで
みんな頑張っているのです

なのに
今の私は簡単に逃げています
この人苦手 と感じたら
しんどい思いをしてまで付き合わなくていいわ と避けるし
ちょっと失敗したら 
何か言われるのを恐れて 距離を置いてしまいます

楽な方へ楽な方へと逃げているのです

相手のひととなりを知る努力もせず
自分を分かってもらおうという努力もせずに
「友達がいなぁい」と愚痴ったところで
子どもや夫のいる『家庭』がある以上
孤独ではないのです

【学校】や【会社】という逃げられない場の中で
 必死に頑張るからこそ≪親友≫という宝物が手に入り
 【家庭】という逃げ場に甘えて頑張ることをしないから
 宝物が手に入らない』

こんなんじゃダメだ
手に入れたいものがあるなら
がんばらなきゃだめだ

炬燵に入ってお菓子をつまみながら
「あー 痩せないー」と嘆いているような

そんな 突っ込みどころ満載 なことしてちゃダメだ



≪なぜ友達ができないのか≫ ≪何が必要なのか≫
それが分かった私は次に
≪どうすればできるのか≫を考えてみました

そして出した答えが

『隔週土曜日はプチ旅行
 年に二回はしっかり旅行』
新しい習い事だと思って始めます

なのです


『コミュ障』で人間関係において『すぐ楽な方へ逃げてしまう』私には
強制的に人と会う機会を作らなければならないのです
だけど 社会人対象の『自己研鑽 キャリアアップ』を目的とした学校は
なんだか違うし
習い事を探しても 
通いたい教室が見つからない

これはもう 
自分のやりたいことを教室形式でするしかない!
何より好きなことは 旅行
ならば 旅行を習い事のように半強制的に始めよう!
という考えに辿り着きました

ただ計画を実行するにあたって
この計画に賛同してくれる人を見つけられるか
継続していけるか

という不安がありました

そこで当初の
≪友達を作るため≫という目的のほかに
≪noteに旅行記を書くため≫という目的も加えることにしました
これなら たとえ賛同して一緒に旅行に行ってくれる人が見つからなくても
旅先での出会いも大切にしようとか
一人旅でもnoteに書くための旅行だから寂しくない
と挫けずに継続できると思えたのです


まずは 
『旅行教室 開室』と『メンバー募集』のお知らせを 
近しい人にLINEで送り知ってもらうところから始めます
、、みんなには 引かれるかもしれないけれど(笑)、、

そして興味を示してくれた人に
毎月10日に翌月のすべてのスケジュール(行先)と
「ご一緒してくれる方はお知らせください」の文章を
LINEで送ります


誰か一緒に行ってくれる人がいたら
『友達作り』を意識して頑張るし
誰もいなかったら
『noteへの投稿』を意識して頑張ろうと思います



ここまで書きながらも
「ほんとうに できるかなぁ」
「引かれるようなことしてないかなぁ」
「送ったLINEに誰れも反応してくれないかもしれない」
と何度も心折れそうになっている自分がいるけれど

これは自分の未来のために考えたことです
人生を精一杯楽しみたいという
自分のモットーを貫くために始めるのです

「私は 絶対やります」
「このまま ずっと家に籠ってしまってはダメだ」
「この先の人生を楽しむために頑張る」
「ずっと続けていれば必ず一人は同じベクトルの人が見つかるはずだ」
「絶対この習い事をがんばる」

何度も何度も心で唱えながら
挫けそうな自分に活を入れています

自分の未来のために
絶対がんばるぞーーー


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