ニュージーランド55日紀行 37/55 揺れるバスと抜ける力
オタゴ博物館で美味しいモカチーノを飲んだ。コーヒーとココアが混ざっていて、ちょっと贅沢な味。なぜだかこれを頼むと、どこでもマシュマロが付いてくる。
白とピンク、ひとつずつ。
甘くて、少し気を失いそうになるから、私はふたつも食べられない。
タマゴサンドイッチも、美味しかった。日本みたいにマヨネーズたっぷりのやつじゃなくて。
オタゴ大学の時計塔
オタゴ博物館のトイレが素敵すぎて、思わず写真を撮ってしまった。蓋が重くて立派につくられていて、感動。
そして六時間ちょっとバスに揺られて、クライストチャーチにやってきた。
大きな地震があった街。まだ色々な場所が工事中のようだ。復興中という感じなのかな。
すごくだだっ広い。明日中心部を歩こう。
バスは長かったが、何度もうとうと眠っていたので、少し体力も復活したようだ。
やっぱり、あれやこれや、うまく、順序よく、こなさないと…と思っているときは、身体も緊張してしまって血流が悪くなるのだ。だから疲労物質も溜まるし、凝りや痛みが出てくる。
力を抜いて、流れに身を任せる。
深呼吸。ああしあわせ、ああ気持ちよか。
何度もそう、暗示をかける。
マイナスエナジーの多かった幼少期からのクセが、やっとやっと意識に上がって、抜けてきて、私は自分の人生を生き始めたのだろう。
どこにいても、何をしていても、
何だか幸せって。
やっと感じられるようになってきたかな。
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