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【短編小説】心配性作家の書籍化特別書き下ろし

(あなたは小説「×××」シリーズの大ファンであり、今回も「××× その六」の発売を楽しみにしていた。あなたは馴染みの書店でその本を購入した後、家に戻り、「××× その六」を読み始めた)
(最初のページにはタイトルが書かれており、次のページを捲ると早速巻頭の書き下ろしが始まった)


 この本は「××× その六」です。お間違いのないようご購入・ご愛読いただきますようお願い申し上げます。
 この小説は「××× その五」の正当な続編であり、「×××」の原作はこの小説シリーズとなります。アニメ版「×××」と漫画版「×××」と映画版「×××」を監修した者がこの小説を書いています。アニメ版・漫画版・漫画版の単行本のみを履修している方にとってはネタバレが含まれますのでご注意ください。よろしければ「××× その一」から是非お読みいただければと思います。
 また、作者は画面酔いが激しく、アクションゲームが非常に苦手なためゲーム版「×××」は履修できていません。所謂2.5次元も苦手なため、舞台版「xxx」も履修していません。これらに関しては殆ど監修もしておりません。そのため作中の登場人物の解釈においてこれらの未履修作品との矛盾が生じている可能性がありますのでご注意願います。
 その他、作者はこの作品を執筆中「○○○(有名ホラーゲーム)」や「△△△(有名ホビーアニメ)」に触れています。その他作品リストは以下の通りです。

(ここを読んでいるあなたは、おおよそ百ページにも及ぶ作品リストを全て読み切った)

 この書籍を廃棄するときは自治体のゴミ出しルールに従い、適切な処分方法で処分して下さい。また、中古ショップ、フリマアプリやオークションへの出品も問題ありません。

 この小説はフィクションであり実在の人物や団体とは一切関係ありません。作中に登場する出来事や人物はすべて架空のものであり、実在する同名の人物や団体への非難ではありません。

 また、万が一この小説を読んだことにより読者の皆様がいかなる不利益を被ったとしても、著者、印刷会社、カバーイラスト担当のイラストレーター、カバーデザイン担当者は一切責任を負いません。

 万が一、この本を読んでいる最中にフラッシュバックの症状が現れた場合は即座に読むのを中止し、この本を持たずに医師の診察を受けてください。

 また、以下の通り過激な表現がある書籍でありますので、小さなお子様の手の届かないところに保管して下さい。

 この小説には性的な表現が含まれていますが、これは作者の思想や願望を示すものではなく、当事者に対する攻撃でもありません。また、これらの表現は読者にそういった行動を推奨するものではありません。

 この小説には特定の人種や立場の人に対する差別や暴力表現が含まれていますが、これは作者の思想や願望を示すものではなく、当事者に対する攻撃でもありません。また、これらの表現は読者にそういった行動を推奨するものではありません。

 この小説には子供や動物など立場や力の弱いものに対する暴力表現が含まれていますが、これは作者の思想や願望を示すものではなく、当事者に対する攻撃でもありません。また、これらの表現は読者にそういった行動を推奨するものではありません。

 この小説には、身体の欠損という過激な暴力表現が含まれていますが、これは作者の思想や願望を示すものではなく、当事者に対する攻撃でもありません。また、これらの表現は読者にそういった行動を推奨するものではありません。

 この小説には、自殺を仄めかす、または推奨するかのような文言といった表現が含まれていますが、これは作者の思想や願望を示すものではなく、当事者に対する攻撃でもありません。また、これらの表現は読者にそういった行動を推奨するものではありません。

 自殺で思い悩んでいる読者の方は、以下の相談機関を利用してみてください。厚生労働省(電話)「〇〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇」、NPO法人(電話)「〇〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇」、NPO法人(電話)「〇〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇」 (メール)「××××××@××××××××.np.jp」テレフォンカウンセリングサービス(電話)「〇〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇」、他多数。詳しいサービス内容は各団体のホームページなどを確認してください。

 この小説にはマルチ商法への勧誘を仄めかし、あたかもそういったものが素晴らしいと思わせるような表現が含まれていますが、……
 


(あなたはあの、ながったらしい巻頭の書き下ろしを読み飛ばしてここに来た。もしくはここに来ることなく、黙ってページを閉じているかもしれない)


(ここまで来たあなたは目次を確認しようと先のページをめくった。すると目次は裏表紙から数えた方が早い位置に存在した。あなたは驚いた。少し前に「××× その五」で明らかになった「とある少年騎士」の過去編があまりにも残酷すぎるとして一部のネットユーザーが大騒ぎをし、炎上騒動になったことをあなたは思い出した)

気の利いたことを書けるとよいのですが何も思いつきません!(頂いたサポートは創作関係のものに活用したいなと思っています)