ドラマ版「ガンニバル」が好きすぎるので一人でも沼にはめたい

みなさーん!Disney+(ディズニープラス)入ってますかー?
私は入ってます!
「ガンニバル」っつードラマを繰り返し視聴しまくるためだけに入ってますよ!!!

ちなみにアフィリエイトとかの類ではないのでリンクは一切ないです。
気になったらご自身で検索して、月額990円(税込)払って加入してくださいね!(放任)

さて。
ドラマ版ガンニバルが好きすぎて、一人でも多くの人を沼にはめたい一心でこの記事を書いているわけなのですが…
以下、ネタバレを含まない程度にガンニバルの魅力を紹介していきますので、少しでも心に引っかかるものがあればいいなぁ。ひっかかれオラァ!!!

ということで、ディズニープラス独占配信のガンニバルについての皆さんの第一印象が知りたいところなのですが…
ディズニーってことはファンタジー??
子供向けの作品なのかな??
魔法の国が舞台とか??
キラキラしたプリンセスなんかが出てくるの??
などと思われる方もいるかもしれません。

全然違います。

ジャンルはサスペンス。
原作はバリバリ青年漫画でドラマもR-15指定。
舞台は岡山県の限界集落だし、
登場人物の大半は頭のおかしいじじいとばばあばっかです。

すみません、少し言いすぎました。
マジメな概要は以下の通りです。

原作「ガンニバル」は二宮正明さんによる青年漫画で、コミックスは全13巻(完結済)です。

主人公の阿川大悟は、妻の有希と娘のましろと共に、供花村(くげむら)という限界集落に駐在としてやってきます。
村の人たちは超歓迎ムードで、ここならば上手くやっていけそうだと思う大悟でしたが、
「山で死体が見つかった」
という突然の報せを受け、一気に緊張が走ります。

ここから大悟は「後藤家」という一族と関わりを持つことになるのですが、独自の倫理観の中で生きている彼らの異常性を目の当たりにして動揺を隠しきれません。
前任の駐在はギャンブルで借金を作った末に辞職したと聞いていた大悟でしたが、失踪した原因は彼らにあるのではないかと強い不信感を抱いていきます。
大悟は事件を探るうち、村の禁忌に徐々に足を踏み入れていき……

……みたいな感じです。
(まじめなぶんしょうはつかれる)

作品の要素としては、
・暴力
・田舎コミュニティの怖さと不快感
・徐々に明かされる主人公の狂気
・家族愛
・暴力
・殺人
・食人
・暴力
こういう感じのもので構成されています。
(偏りがすごいけど実際こう)

まーーーーじでまじでぶっ飛んでて面白い作品です。
まぁちょっと…死体とか?内臓とか?血とか?多少のグロ表現があるかも知れませんが、面白さが勝つと思うので大丈夫でしょう!(無責任)
ただ、子供がつらい目に遭っている様子を見たくない人にはオススメできませんので、口減らしとか生贄とか、そういうワードに敏感な方は閲覧注意です。
それ以外の全人類は、ぜひ履修していただきたい!

しかしながら、ドラマ版はDisney+(ディズニープラス)独占配信というハードルの高さからか、認知度が今ひとつという印象を受けます。
なので、この記事で少しでもガンニバルという作品に興味を持っていただけたら、ドラマを見ていただき、原作漫画を読んでいただいて、それぞれの違いも含めて楽しんで欲しいです!

■ディズニー製作作品
この作品、不思議なことにがっつりディズニー製作なんですよね。
正確に書くと「ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社」が製作著作となっています。
何故なのかは、まぁ私が聞きたいんですけれども…
しかし元々Disney+(ディズニープラス)は、スターウォーズやマーベル作品などもラインナップに含まれていて、様々な層にアピールしているのが見て取れます。
ガンニバルのようなサスペンスに資金を投じたのも、そういう流れがあってのことかも知れません。
でも独占配信はマジでつらいです。
円盤になったり、他の配信サイトでも公開してくれればもっと認知度が上がるだろうに…と奥歯を噛み締める日々です。

■俳優陣
ガンニバルには個性と魅力にあふれた役者さんたちが多数出演されています。
好きな俳優さんがいらっしゃるか、是非確認してみてください!
主な出演者を「俳優名(役名)」という形式で記載します。
(全て列挙したいのですが膨大になってしまうので悪しからず…)

・柳楽優弥(阿川大悟)
主人公は、言わずと知れた人気俳優の柳楽さんです。
個人的には、高橋一生と組んでキャッキャしてるリクルートエージェントのCMの人…というイメージが強いです。
ハッキリした顔立ちと力強い演技で、大悟にピッタリの役者さんだと感じました。
作品内ではキレッキレの右ストレートを何発も見せてくれます。
暴力刑事でありながらも、正義に燃え、家族を愛する熱い男です。

・吉岡里帆(阿川有希)
女優としてもグラドルとしても名を馳せている超かわいい人です。(語彙力…)
どんぎつねさんでお馴染みですよね!
ガンニバルでは、そんな可愛らしい吉岡さんのイメージと少しギャップのある、ちょっとヤンキーっぽくて勝気な、大悟の奥さん役です。
周りからは巨乳の嫁と言われるポジションですが、同時に母性の強い素敵なお母さんを演じています。
ちょっぴりお色気シーンもありです。

・笠松将(後藤恵介)
ドラマ版「岸辺露伴は動かない」の第四話で体を鍛えまくっていた人というイメージが個人的に強いです。
無表情でいると冷淡な雰囲気のある人ですが、笑顔がとても印象的で素敵だなぁと思いました。
ガンニバルでは、後藤家当主だった後藤銀から当主を受け継いでいく、若きリーダーといった立場です。
曲者揃いの後藤家をどうにか取りまとめようとする苦労人。主人公の阿川とは、敵か味方か…?

・高杉真宙(寺山京介)
「仮面ライダー鎧武」で人気を確立したという印象の強い俳優さんです。
映画版「東京リベンジャーズ」で千冬役を演じたのも記憶に新しいですね。
ガンニバルでは、主人公に情報提供をしてくれるミステリアスなポジションの彼ですが、割とキツめの特殊メイクをしているのでショックを受ける方もいらっしゃるかも知れません…
ですが、彼の役者としての幅を見せつけられたいというなら刮目してご覧いただきたいという気持ちです。

・澤井一希(後藤白銀(あの人))
身長195cmという、とんでもガタイのハーフさんです。
バラエティ番組や映画など、幅広い活躍をされています。
八村塁のモノマネが激ハマりしていた人と言えば、この方の雰囲気が伝わるでしょうか。
ガンニバルでは、村の人たちが皆揃って存在を隠している禁忌である「あの人」と呼ばれる人物を演じています。
大柄で、すさまじい身体能力を持つパッと見ゾンビのようなおじいちゃんなのですが、原作だと多少の人間味があり、片言ですが言葉を喋ります。
ドラマ版だと咆哮のようなものしか発さないので、より獣らしさが増しています。
この作品のイメージキャラクターみたいなものだと思っていただければ。

・倍賞美津子(後藤銀)
誰もが知っている大女優さんです。
お姉さんの倍賞千恵子さんも共に女優をされていることで有名ですね。
数多くの作品に出演されているのでどれを挙げていいやら…と悩んでしまいますが、近年の映画で言うと「護られなかった者たちへ」で演じられていた母性と人情味に溢れたおばあちゃん役が印象的でした。
このガンニバルでは、冷酷さと異常さが目立つ(けれども最高にかっこいい)後藤家の当主役を演じています。
有無を言わさぬ説得力のある、強くて恐ろしい後藤銀という女性は彼女だからこそ表現できたのだろうと感じます。

・酒向芳(後藤睦夫)
超個性派俳優さんです。
最近「どうする家康」の明智光秀役で一躍脚光を浴びましたよね。
「検察側の罪人」や「MIU404」等でもクセの強い演技で人々の印象に焼き付いているのではないでしょうか。
ガンニバルでも、そんな酒向さんのクセの強さが存分に楽しめます。
完全な余談になりますが、私はこの作品を観るまで酒向さんのことを知りませんでしたが、後藤睦夫の初登場シーンを見て「は!?何かめちゃくちゃかっこいい落ち武者おる!?!?!?」と稲妻にうたれたような衝撃を受けました。
暴力的だけど一本芯が通っていて、血みどろになりながらもどこかコミカル…そんな彼の演技には、感情が揺さぶられに揺さぶられて心は常に震度7の大惨事です。
以来、心を狂わされた私はガンニバル(主に後藤睦夫出演シーン)を何回も何回も繰り返し見ることになったのでした。

■まとめ
いかがでしたか?(よくあるまとめブログのノリ)
普段、後藤睦夫のファンアートとかを描き散らして満足している人間なので、こういう作品全体のレビューを書くというのに不慣れだったのですが、ここまで読んでいただいて有難うございました。本当に有難うございました…!
レビューって難しいですね。
私にとっては心から素晴らしいと思っている作品なのですが、人に関心を持ってもらえる紹介文を改めて書くのってどうしたらええんや…と途方に暮れながらPCの前で苦悩してここまで書きました。
この記事で、少しでもガンニバルという作品を気にしていただけたなら幸いです。
後藤睦夫というキャラを好きになっていただけたならもっと幸いです。

それでは、乱文にて恐縮ですがこの辺で失礼します。

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