愛しのサンタバーバラ ~カリフォルニア放浪記より~
夢をみた。昔もどかしい思いをしてばかりいた頃の夢。起きてふと、留学していた頃を思い出した。なぜかはわからないが、きっと留学が人生の転機のひとつになったからだろう。
それまでの自分は融通がきかなくてかなり不器用だった。マニュアル通りに物事は行わなければならないし、マニュアル通りにいかないと落ち着かなかった。
だけど留学先ではそんなちっぽけな考えは通用しない。そもそもマニュアルなんてないし、街中では地下鉄でいきなり爆発騒動は起きるし、銃声はしょっちゅう聞こえるし、七面鳥の群れとかちょっといっちゃってる⤴️人とかに追いかけられるし、怖そうな人には変なサングラスをいきなり売りつけられるし、常に予測不可能なことばかり起きる。
そんな中でどう行動すれば良いか瞬時に考えて実行する、今ある状況、手元にあるものから最適解を出すということをかなり鍛えられたと思う。
こんな感じであの頃は♪と懐かしんでいたわけだが、カリフォルニアで行った場所の中でもサンタバーバラは格段に素敵な場所だった。ハリウッドは想像していたより汚くてごちゃごちゃしているし、ビバリーヒルズでは太った裸のおじさんが寝転んでて😖だったし、ベニス、サンタモニカ、サンフランシスコは治安わろす&カラフルシティ極みで何となく好きにはなれなかった。(サンタモニカは綺麗だったけど1ドルぱちられたからそれで減点)
サンタバーバラを表現するとしたら『ここに生まれ落ちた人は前世の所業が良すぎるんだろう』というくらい街並みが綺麗で治安もよくて海もとてつもなく美しい所だ。
そして素晴らしいのがワイナリーが至るところにある!もちろんワインはうまうまだし最高だった。どの銘柄を飲んだかは忘れた。たぶん全部うまい。
ああ、できることなら生まれ変わったらサンタバーバラに生まれ落ちたい。でもきっとあと十回は修行が必要だろうなあ…あ盛った、百回だわ。
おわり。
(おまけ)