まあいっか、って難しい。

たまには「まあいっか」も必要だよ

昔からよく親に言われていました。

テストはいい点取らなきゃ
宿題は間違いがないようにしなきゃ
忘れ物は絶対にないようにしなきゃ…

昔の私はとても真面目で、子どもながらにたくさんの「しなきゃ」を持っていました。
それを実現できていたのは、田舎の小学校という小さな小さな世界で生きていたからなのでしょう。

大人になるにつれて、「完璧」なんて不可能なのだと学びました。テストの点が悪くてもバイトで失敗してもたまに授業に遅刻しても「まあいっか」と思えるようになり、小さな「しなきゃ」が消えていきました。

だけどその代わり、もっと大きな「しなきゃ」が顔を出してきた気がします。
一生懸命に夢を追っている人と比べて。
誰もが知っている大企業に就職を決めた人と比べて。
いつも笑顔で周りから頼られている人と比べて。
いつの間にか、周りと比べて「自分もこうならなきゃ」と焦ることが増えた気がするのです。

人と比べて劣っている自分を「まあいっか」と思えるようになることは、とても難しいことではないかと思います。
周りなんて関係ない、自分のやりたいことをやるだけだ！と思えたら強いのでしょうけれど、そう簡単にやりたいことなんて見つかりませんよね。

私には憧れの人が沢山いるのですが、その誰とも違う自分を「まあいっか」と思えるようになりたいです。
上手くいくかは分からないけれど目の前のことをひたすら真剣に取り組んで、寝たり食べたり笑ったりささやかな幸せを享受してごく平凡に今日を終える自分で、
まあいっか。明日も頑張ろう。

そうやって、「まあいっか｣と努力を積み重ねながら納得のいく人生を送れたらいいなあ、と思っています。

こんな呟きを読んでくださった方、本当にありがとうございます！