学び直し!英会話フレーズ100📝#045 be going to
Hello Japan from Australia! ケアンズからお送りしています、ゆずぽんの「学び直し英会話フレーズ100!」
ゆずぽんのイングリッシュレッスン、略してPonglish!
『塾講師10年の知識』と『現地での実体験』を組み合わせ、即戦力になるフレーズをご紹介していきますので、お楽しみに!
Let's enjoy Ponglish!
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【Review】
前回はいまさらながら、挨拶表現をご紹介しました。「初回にやれよ」というツッコミが聞こえてくるようでした…。
How are you doing?
比較的使いやすい返しも一覧でご紹介したので、これで会話の始めには困らなくて済むはずです!やっぱりもっと早くご紹介すればよかった!
後半は、進行形についてすこし詳しく説明しましたね。
【Today’s Phrase】
さて、今日はそんな進行形から進化を遂げたあのフレーズをご紹介します!もう誰もこのフレーズを見ても「進行形」とは思ってない気がする!
それがこちら!
be going to~
~するつもり
このtoの後には動詞の原形を続けます。よく中学の教科書には「will=be going to」と書いてあったりしますね。でも、なぜこの3単語で未来を表せるのか、疑問に思ったことはありませんでしたか?
昨日の話からこのフレーズをみて、ピンと来た人も多いかもしれません。
なぜ、be going toが、未来を表すのか。
「進行形は近い未来の予定も示す」からです。
例文を見てbe going toのイメージを掴んでいきましょう!
Nao is going to the station.
ナオは駅に向かっている。
これはtoの後ろが行き先で、動詞の原形ではないので、普通の進行形です。
Nao goes to the station.
ナオは駅に行く。
これの進行形ですね。行き先が駅という「場所」です。
今日ご紹介するbe going toは、行き先が「未来」だと考えましょう。toの後ろの動作が完了する未来に「向かっている」のです。
Nao is going to [go to the station].
ナオは[駅に行く]つもりだ。
文法上は
主語:Nao
述部:is going to go
述語動詞(本体):go
と分かれてはいますが、元をたどれば[go to the station]に向かっている、と解釈出来ますよね。
駅に行くことを決めて、それに向かって動き出した、と考えましょう。
それが徐々にフレーズ化していき、「be going to:~するつもりだ」 と使われるようになりました。
【Will vs Be Going To】
今回は、今までもちょこちょこ触れているwillと、今回のbe going toを比較してみましょう。
復習もかねて、電話が鳴ったときに「私が出るよ」って英語でなんて言うか、思い出してみましょう!
思い出せますか?はい電話が鳴りだしました!
I'll take it.
言えましたか?さて、このwillを、be going toに書き換えると、どんな英文になるでしょう?
I am going to take it.
こうなりますよね。でも、電話が鳴っている状況でのこの言い方には、ちょっと違和感があるのです。
突然鳴り出した電話にこのフレーズを言ってしまうと、「かかってくるの知ってたの⁉」と驚かれてしまうかもしれないのです。
これがwillとbe going toの微妙な違いが出る部分です。
willは、「今思いついた感」があります。
対してbe going toは、「前々から予定していた感」があるのです。
この違いは、be going toが進行形から出来ていることを考えると納得できます。先ほども触れましたが、be going toを使うときは、あらかじめ動き出そうと決めてあることになります。
だから、I am going to take it.と言ってしまうと、電話が鳴ったら出ると決めて合って、いざ鳴ったから「取るつもりだったの」と言ったように受け取られてしまう訳です。
もう一つだけ同じような例を挙げておきましょう。#000 I'll have the same.を覚えていますか?
このフレーズをI am going to have the same.と変えると、どうなるでしょうか。
…そうです、「同じの頼むって決めてたの」というニュアンスになり、少々変ですね。
このように、元を正すと使い分けが腑に落ちるのではないかと思います。
ワーホリをし始めてから気がついたことですが、Will you~?とAre you going to~?はかなり明確に使い分けられています。Will you~?は、予定を尋ねるよりも「依頼」「勧誘」の意味で使われ、Are you going to~?が「予定(未来)」を尋ねる目的で使われているように感じました。
同じ意味とされる言葉も、もし本当に全く同じ意味だとしたら、誤解を招くので統合されていくのが自然です。それでも残っていると言うことは、何かしらの使い分けがあるからだと私は考えています。だから、今回の例のように、「同じ意味だと言われているものが実は使い分けられている場面」を探していくと、それぞれの役割の微妙な違いに気づけるようになりますね。
【Let's Try!】
さて、今日はwillとbe going toを使いこなしましょう!「今思いついた」か、「もともと決めてた」か、違いを考えながら解いてみましょう!
①来年留学する予定なんだ。
②洗い物私がするよ。
③今年の妹の誕生日には、私がケーキ作るんだ。
ヒント
↓
①留学する:study abroad
②洗い物をする→皿を洗う
③妹の誕生日:on my sister's birthday
【Sample Answer】
今日も朝からお疲れ様でした!
①I'm going to study abroad next year.
「留学するぞ!」と決めたから、「する予定」と言っているので、be going toを使いましょう。
②I'll wash dishes.
母の日に食器洗いをすると決めてあったのならbe going toでもOKですね。
ただ、普段の会話であればwillが妥当です。
③I'll make a cake on my sister's birthday this year.
[I am going to make ~]
これはどちらを言うかで、「思いつき」か「計画していたこと」なのかが変わります。
だから、どちらでも正解です🙆♀️
Today’s lesson is over. Thank you for reading!
I'm going to visit Maleny again this year, which is a cozy town near Brisbane.
Have a happy day with Ponglish٩( ᐛ )و
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