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とにかくQOLを向上したい人のレッドホットチキンとやきそば弁当の話

よすよす サノバぽなちゃんだ。



某ケンタッキーフライドチキンのレッドホットチキンが狂おしいほど好きなんよ。
あの真っ赤な風貌、食欲そそるったらありゃしない。汗流しながらヒーヒー言いながら食うんだ。

ところで普通のケンタッキーは完コピできるんだが(以下記事参照)、レッドホットチキンはどうだろうか。これに唐辛子入れればできるのか?やってみよ。


肉はたまプラの良い肉屋で買ってみた。


徳島県産の阿波尾鶏。
手羽先、そして手羽元。
プリップリしてやがる。しかもデカい。
これは良いチキン野郎。


ノーマルケンタッキーとほぼレシピは一緒だけど、下味に唐辛子粉末いれとこ。
ケイジャンスパイス、こしょう、塩、にんにく塩、おろしにんにく。あとタバスコも多めに入れた。


揉みこんでしばし馴染ませておこう。


チキン野郎たちをおねんねさせている間に衣作りだ。
これも前回のレシピの通常バージョンのケンタッキーとほぼ一緒。粉末唐辛子を多めに入れよう。
とにかく某KFCのような衣にするには、衣にパン粉を入れるのが肝。ザックザクのフライドチキンになるよ。



卵液は牛乳少しとタバスコを加えよう。
衣→卵液→衣の順でまぶそう。


じゃんじゃん揚げてこう。
まるで犬を揚げてるみたいだ〜〜!(トイプー系)



oh...サノバビスケット。

なんか、く、黒い...
全然レッドホットチキンじゃない(涙)

全っ然赤くならなかったんだが。
あのレッドホットチキンの赤い色ってやっぱnote菓子勢がよく持ってる着色料とか使わなきゃいけない系??
唐辛子って焦げやすいからなぁ、そりゃ入れまくったら黒くなるわな。



まぁでも見ため黒人だけど味はうまい。ビールに合うし。辛いし。

レッドホットチキンを赤くする方法、知ってる人いたらぽなちゃんまで教えてくれ。



さて道産子の愛すべきマルちゃんやきそば弁当の話でもしようか。


やきそば弁当、通称やき弁。
道産子はカップ焼きそばといえばやき弁、道民の魂といっても過言ではない。道民が産まれて最初に口にする食いもんはママの母乳の次にやき弁だし、それからは楽しい時も悲しい時もやき弁とともに乗り越えてきた。というか昔はやきそば弁当しか売ってなかった気すらする。
まぁ日清のUFOもあったけど、何あの太マズ麺、スパゲッティーじゃないんだから、っていうのが道民の総意だったな。もっとも地元ではとにかくやき弁ラバーがマジョリティーだったから仮にもUFO好きなんて公言したら袋叩きに合うし、UFOが好きなんて口が裂けても言える雰囲気ではなかったな。


これがその愛すべきやき弁。
北海道より送っていただきやした。



やき弁の最大の特徴はこれ。
なんと中華スープ付きなのである。
そしてこの中華スープ、焼きそばの捨て汁を使うのだ。なんて画期的なんだ。地球に優しい。あっぱれマルちゃん。
この捨て汁にはインスタント麺のなんとも言えない旨味が滲み出てるし、これがまた最高にうまいんだよ。


そうしてカップ焼きそばナンバーワン決定戦を開催するのであった。

いきなりですが始めます。
結果はやき弁だと目に見えてはいるが。


ただやき弁には致命的な欠点が一つ。
圧倒的に知名度が足りない。
やき弁は北海道限定で出回っているから、こっちでやき弁知ってる人なんてほぼいなくてカップ焼きそばといえばやき弁一択!とか言ってたらむしろ私が袋叩きにあったし、ハァ?なにその田舎くさい名前、フツー常識的に考えてペヤングっしょ?って大学の頃は東京のテッカテカの黒ギャルやチャキチャキのギャル男にによく一蹴されてたな。


多分私が思うに日本の3大カップ焼きそばといえばUFO、ペヤング、一平ちゃん。
そこにやき弁を加えて、どれが1番うめぇか食べ比べて白黒つけてやろうじゃねーの!


さて、下がUFO、ペヤング、一平ちゃん、やき弁を並べた図だ。

てかまずペヤングなんてこっち上京してきて初めて知ったな。
中華スープのついてないカップ焼きそばなんてカップ焼きそばじゃない。そもそもカップ焼きそばなんて食いもんはパッサパサで口の水分全部奪う!(池の水全部抜く!みたいな)ってのが相場だからな。ムセて御陀仏する確率2億パーセント。


見た目もどうよ?ペヤングは地味すぎる。
UFO、一平ちゃんは情報量多すぎ。
申し訳ないけど、パッケージからまずやき弁がナンバーワンなんだわ。



さっそく食べ比べだ。
お湯を一斉にいれていこう。
4種類の焼きそばを全て食べ比べると思いきや、見ての通り、3種類に減っている。
2人で4つのカップ焼きそば一気食いは流石にキツすぎるんだわ。
てことで一平ちゃんには悪いが一平ちゃんアウト。
一平ちゃんはからしマヨネーズとかいう逃げの調味料ついてる時点で失格。さよなら一平ちゃん。



どのパック焼きそばにも、フタの上で温めて下さい的なソースがついていた。そして出来上がりにかける用の青のりなどが入っているふりかけ。
ペヤングに至ってはふりかけとは別にペヤングスパイスなるものが付いていて、思わずこいつも失格にしたろか思ったわ。どいつもこいつも逃げ道作りやがって。素材で勝負しろよな。


3分たって急いでお湯捨てて(やき弁は中華スープを忘れずに)、レッツ食べ比べ。
あ〜〜見てよこの図。幸せ。そしてソースのいい香りがヤバかった。

結果...やき弁がナンバーワン!

わかってはいたがやき弁は色んな意味で丁度良い。ソースの甘さもそうだし、麺の太さ、ちぢれ具合がなんともいえない。そして中華スープの風味の豊かさよ。中華スープを飲むたびに口がリセットされるんだわ。これさえあればカップ焼きそば無限に食えるし、飽きたらつけ麺みたいにして食うのもめっちゃうまい。

ペヤングはインスタント感が強すぎるし麺も細すぎる。あのスパイスで誤魔化してる感あるな。

UFOはたしかに麺がモチモチで本物の焼きそばに近いといえば近いんだけど、私が食べたいのは焼きそばじゃなくてカップ焼きそばなわけ。日清は知名度にあぐらかいてないで顔洗って出直してこい。縮れていないカップ焼きそばなんてカップ焼きそばじゃねぇから。



とかいろいろ言いましたが、全部美味しくいただきやした。カップ焼きそばって割り箸で食べたくなるよね。

というわけで、みなさまどこかでやき弁見つけたら、ぽなちゃんのこと思い出して買って食べてみてね。


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