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出来る上司を持つからこそ気を付けたいこと

私の上司は仕事がとてもできる人です。人間的にも尊敬することが多く、スキのない人だと思っています。そんな上司の元で働いていることを嬉しく思いましたし、認められるように頑張ろうという思いを持っています。しかし、優れた人であるからこそ憧れを持ちすぎるのは危険だと思ってます。

尊敬をしても同じ人間にはなれない

至極当たり前のことなんですが、その人のまねを上手にしたからといってその人そのものに近づくことはできません。特に技術が追い付いておらず、その技術のもとになるマインドも持っていない新人は表面をなぞることしかできず、きっとすぐに成果に結びつくこともないはずです。

尊敬できる人だから憧れるのは間違ってはいないと思っていますし、こんな風になれたらいいなという目標に据えるのもいい気がします。しかし、その憧れを意識するあまり、できない自分に落ち込むようなタイプの人は少し考えなおした方がいいのかもしれません。私がまさにそのタイプなのですが「上司はあんなに仕事ができるのに」とか「ミスをする自分が嫌になる」など、すぐにできる上司とできない自分を比べてしまいます。

経験値も異なるひとと自分を同列で比べようというのがおこがましい話なんですが、憧れを持つとついつい今の自分を卑下してしまいがちです。

向き不向きと継続できるかは別問題

「営業という仕事が向いているかどうか」という悩みを妻に話した時、妻からの答えはシンプルでした。「向き不向きかよりも、その仕事をしていて楽かどうか、楽でなければ続けにくい」という営業の先輩としてのアドバイスをいただきました。

確かに、「今の仕事が向いているかどうか」ということと、「今の仕事を続けられるかどうか」というのは一緒くたに考えがちですが、まったく別の要素です。好きこそもののとも言いますが、あくまでも仕事です。割り切って考えるのもありだと思ってます。

変にできる上司と自分を比べて落ち込むくらいなら比較なんてしないほうがましです。もし、比較をするなら昔の自分を相手に比較する方が精神衛生上プラスになると気づきました。そもそも得意なことも、好きなことも他人とは違うのだから、比べる意味もほとんどないのかもしれません。営業をしていると「営業成績」という簡単に人と比べる数字を意識してしまいがちですが、それも一つの指標にすぎません。極端なことをいうと、会社が社員を評価する一つの基準でしかないともいえます。

まずは自分にできることを確実に

ということで、あれこれ難しいことを考えてしまうと行動が遅くなってしまうので、深く考えすぎないようにしようと思いました。仕事をそつなくこなす上司は憧れますし、いずれはあんな風になれるといいなとは未だに考えます。しかし、「絶対にそんな上司のようにならないといけない」というわけでもないことを改めて意識することにします。

自分には自分に合うやり方が見つかるかもしれませんし、それがもしかしたら営業という仕事ではないかもしれない。見方を変えてみれば上司よりも自分の方が得意なことだってあるかもしれない。そんな風に考えると、仕事の向き不向きもあまり気にならなくなるかもしれません。

とはいえ、まだまだ営業としては経験も浅いので、とにかく行動してみる。そして自分に出来ることを確実にこなして、できることを増やす。これを2019年は気を付けてみます。

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