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学級通信のすヽめ
私は学級通信を毎年出しています。多い年は年間200枚以上は出します。今は少なく年間100枚です。学級通信は本来出さなくても良いものですが、私が感じた出すことによるメリットを紹介しようと思います。
それでは、いきましょう。
子どもと保護者が繋がる
「うちの子学校の事全く話さないんですよね。」
私が学級通信を出すきっかけになった一言です。この言葉を聞いて勿体ないなと思ったわけです。せっかく良かった事、楽しかった事、嬉しかった事などあっても保護者の元に届いていないんだと。
学級通信を通して少しでも保護者と子どもが良い繋がりが出来ると、前向きな言葉も増えると思います。それが子どもの成長にも繋がっていくと思います。
子どもを見ようとする姿勢が身につく
学級通信を出す為には元ネタになる子ども達を日頃から見ておく必要があります。この力は通信関係無く必要なものなので、鍛えておいて損は無いと思います。
ポジティブな点に目がいく
通信を作るにあたり「頑張っている点、良かった点」などポジティブな事を見つけるのは必須だと思います。これに関しては大分鍛えられていると思います。もちろん子どもを叱る事もあります。しかし叱った5倍は良い点を伝える自信はあります。この力は日々の学級経営にも役立っているなと思っています。
文章力がつく
少ない文章でも回数をこなしていくことで、言い回しであったり表現であったり気を付けるようになると思います。Twitterでいうなら「これ呟いたら炎上するかな。」とか「これはバズるぞ!」みたいなあれです。ちなみに私はインフルエンサーではないので、バズった事も炎上した事もないです。
味方が付きやすい
ここからは少し腹黒な私が出てきます。ご了承を頂ければ。学級通信をこまめに出している先生は基本的に一生懸命にやっていると評価されます。通信という文化があまり無い学校なら尚のこと効果抜群です。
この「一生懸命やっている」と思ってもらえることがミソなのかと思います。何か失敗したときにも助けていただけたり、「ぽん先生なら仕方ないよ。」と言っていただけたり、救われる事が多々あります。これに関しては私の感想なので、あまり参考ならないかも。
管理職の好みの文章が分かる
うちの自治体では担任→学年主任→教頭→校長に目を通して頂き、決裁をもらいます。その時に文章を直すことがあるのですが、これが成績の時期にとても役に立ちます。主任や管理職の好みの文書を知ることで真っ赤なペンで「再考」と書かれる事は減ります。所見の直しほど、メンタル削れるものは個人的には無いと思っているのでこの負担を減らせるのは大きいです。
ここまで読んで
「うっせえわ」
と思った人いません?
私も最初はその一人でしたからね。
だって時間無いもん。
そんなん書いていたら定時過ぎちゃうし、そもそもそんな余裕無いよ。放課後にやることたくさんあるもん。日々忙し過ぎてそんな余裕無いよ。
なので、私流の持続可能な学級通信の書き方を紹介します。
基本はA4一枚で
原点にして頂点です。私の学級通信は基本的にA4一枚です。詳しく言うとこんな感じです。(あくまでも例です。)
①写真
②100字程度の文書
③写真
②の文章に関しては授業中や休憩時間に思いついたキーワードをメモしておき、そのメモを繋ぎ合わせるイメージです。100字ならTwitterで呟く文量とあまり大差無いです。仮に50字しか思いつかないときは文字を大きくしたら何とかなります。
6割主義
うちの自治体では主任や管理職に目を通して頂けます。変な文章なら直しが入るシステムになっています。それを利用して6割くらいで起案上げます。もしダメでも赤で文章直してくれますからね。
※これをやりすぎると文章が下手だと指導されることがあるので注意は必要です。
最後に
最初にも書きましたが、学級通信は無くても別に困りません。私自身1枚も出していない年はありますが全然問題ありませんでした。ただ個人的には負担も少なく、メリットが多いと感じているので出しています。もし、始めてみたいなという人がいたら気楽に始めたら良いと思います。辞めたいときは辞めたらいいんです。だって学級通信は無くても困らないものだから。
最後まで読んで頂き有難う御座いました、
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