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帰そう。一分一秒でも早く。
はじめに
「今日は◯◯な1日でした。ここが良くて、ここは反省ですね。明日は◯◯に気を付けて過ごしましょう。」
と言った翌日、その内容を子ども達が覚えていなかったり、6校時が終わり、帰りの支度を5分程取るが帰り支度が出来ていない児童がいて、開始が遅くなり雰囲気が悪くなってイライラしたり。
挙げ句の果てには「ダラダラ喋らんでいいから早く支度しなさい。時間を守りなさい。」と無駄に怒ったり。
こんな事ないですか?私は毎日こんな状況でヘロヘロでした。
この考えに至るまで
6校時が終わってからの時間が苦痛だったんです。
帰る時くらいお互い気持ち良く帰りたい。そう思うようになって帰りの会の在り方について考えました。Twitterなどでも実践されている事もあり私もやってみよう。と思って「お互いが気持ち良く帰れる帰りの会」について私なりにやっている事を今日は書かせて頂ければと思います。
主な流れ
まず、6校時が終わったらすぐ開始します。
帰りの支度は帰りの会が終わってからします。
理由は、早く準備する子としない子でタイムログが出るからです。
帰りの会が終わってから支度するので早く帰りたい子はすぐ準備するし、時間が掛かる子も自分のペースで行えるのでお互いストレスがないです。
帰りの会の内容について
①みんなからのお知らせ
②担任からのお知らせ
この2つです。
最速パターンだとこれです。
司会「これから帰りの会をします。」
児童「はい。」
司会「みんなから何かありますか。」
児童「ありません。」
司会「先生からです。」
私「ありません。机、椅子整理した人から帰りましょう。また明日。」
時間で言うと、1分掛からないです。
メリット
放課後に時間を確保しやすくなるのがメリットだと思います。
子どもが下校した後の10分って早く帰る上で結構大切だと感じます。
放課後に職員会議やらなんやらで自分の時間が作れないことも多いので、自分の時間を作ることが出来るのは大きい。
デメリット
①早く帰らせ過ぎだと管理職に言われる可能性があります。
これは見守りボランティアさんとの兼ね合いもあるのですが、下校時刻に合わせて見守りをして下さるので、早過ぎると安全に下校したか把握しにくいとの声を頂きました。
②児童が水筒など忘れ物をする可能性がある
これに関しては、児童の導線に持って帰るものを置いたり、黒板にメッセージを残したり、忘れない仕組みを作るのが必要だと思います。
忘れる児童は割と固定化されるので個別に声を掛けるのもありだと思います。
Win Win Winです。
やってて思うのは、子どもは割と早く帰りたいと思っている割合が高いと言う事です。
我々もそうですが、夕方の職員会議でダラダラ長く話されると嫌ですよね。それが勤務終了時刻を超えたらもう。
それと似た感じなのだと思います。
早く帰りたい子は帰るし、友達や私と話をしたい子は話しながら下校しています。
今のやり方は、早く帰りたい子、自分のペースで進めたい子、私にとってもメリットかなと感じています。
ただ一言「ありません。」と言うために
言うことあるけど「ありません。」という状態を無くすのが大切です。
伝えるべきことは伝えきった上で「ありません。」と言えるのがベターだと思うので、私は伝えることリストを作って朝の会や、隙間時間とかに伝えています。
でも、伝えることってないの?
緊急でない限り、次の日の会で伝えるようにしています。「早く帰りたい。」と思っている状態よりは朝の方が伝えた情報が残りやすいからです。また、朝伝えた事を黒板などに残すことで1日かけて指導する方ができるというのが私の考えです。
緊急の場合は「要点だけ。そして全体確認。」
ダラダラ話しません。理由は頭に残りにくいからです。
最後に
・私のように帰りの会でイライラする方。
・放課後少しでも時間を作りたい方。
そのような人はやってみると良いかもしれません。
ただ、学年の先生に相談する事は必要かもしれません。独断で勝手にやったと思われたらいい事はないですからね。(私は勝手にやってますが)
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