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晴耕晴読 皐月に読んだ本

五月晴れの空のもとの読書もよいものです。
本日の書籍は「ナチュラルリーダーシップの教科書」小日向素子
https://amzn.to/3JSCAZL

とある読書会で出会った書籍です。
馬を介在としたトレーニングがあることは漠然と知ってはいたものの、リーダーシップトレーニングとして取り組まれていることは知りませんでした。

~印象に残ったフレーズ~
P24)  これからの時代に求められるのは状況の変化に臨機黄変に対応すること、そして自らの「埋もれている力」に光を当てて引き出すこと。
「私はどう感じるか」ではなく「私はどうすべきか(振る舞うべきか)」が優先される思考ばかりがフル回転します。感覚や感情に蓋をかぶせてしまうのです。「感覚」を呼び戻すには「雄大な自然の力」をかります。
P42) 相手の境界を感知し許可を得ながら越えていくことで良い関係性を築く
P58) そんな迷いを見せるわけにはいかないと、ますます自分の個性や感情を押し殺してしまうため、本来の「自分」がわからなくなり、そんな自分に対しても違和感をもちはじめます。
P67) 鎧を脱ぐ=アンラーニングは気恥ずかしく見たくないものを見るような痛みを伴うこともありますが、本来の自分のbeingを取り戻すためには必要です。
P83) ここでいうアンラーニングとはスキルのアンラーニングだけではなく、自分の中核をなす価値観のアンラーニングを指しています。
P100) 他者とのつながりや信頼を体感することで「私はこの社会の一員である」と実感するものです。この感覚があってはじめて、同じ社会に生きる他者、ひいいては社会そのものに貢献することができるようになるのではないでしょうか。
P121) すべての弱さには意味がある。視点や環境の変化による「弱さ」とそれに対峙する「強さ」は入れ替わることもあります。
P199) 相手の感覚を尊重するとともに自分の感覚を否定せず尊重する

最近おかれていた環境の中で、自分の感情に蓋をしていたことに気がつきました。いつもの私を少しづつ取り戻していきたい。そして、50代のアンラーニングに恐れず取り組んで、私らしく、歳を重ねたい。そう思えた書籍でした。



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