休職して介護中_母デイケアデビューする

今日は、わたしたち母娘にとって初体験の日。
以前からデイケアやデイサービスなるものに拒否反応を示していた母。入院中に「退院後もデイケアに行かないなら入院延期するよ。退院かデイケアかどちらを選ぶ？」と半ば脅迫めいた交渉の末、母は涙ながらに「デイケアに行く」と。
そんな経緯があって、今日９時過ぎ、お迎えのバスに乗っていきました。
持ち物の準備をして、見送りして、大丈夫かなぁ、どうかなぁ、と思いを巡らす。子育て未経験の私にとって、初めての登園の疑似体験をしているような感覚。

母が拒否していた理由は「年寄りばかりの場所に行きたくない」
つまりは私は年寄りではない、と母は思っている、もしくは思いたくないのだろう。負けん気が強い母ゆえに、その気持ちはわかるけれども、やはり、ひとが健全で幸福に過ごしていくには、発達段階ごとの発達課題があるわけで、
例えば、ハヴィガーストの6つの発達段階と発達課題から考えると、
老年期である母の発達課題は
・肉体的な強さと健康の衰退への適応
・同年代の人と明るい親密な関係をつくる
中年期である私の発達課題は
・大人としての市民的、社会的責任の達成
・老年の両親の世話と適応、といったところでしょうか。

そんなわけで、昨日の晩ごはんは、デイケアデビューに備えてタンパク質を意識したメニューで。
・鯖の竜田揚げカレー風味
・アスパラバスのマヨネーズソース、ゆで卵添え
・永平寺特大油揚げの焼いたん
・手前味噌のみそ汁
鯖の竜田揚げカレー風味は、塩をふって水分をふき取った鯖と調味料（塩、コショウ、カレー粉、片栗粉、山椒少々←私のポイント）をビニール袋に入れ混ぜ混ぜ、多めの油で揚げ焼きにするだけ、の簡単レシピ。

さて、母のデイケアデビューの感想を聞きながらの今日の晩ごはん。
何をつくろうか。日本酒も飲んじゃうぞ。