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最強の「ポジティヴ」って?

①ニセモノの「ポジティヴ」

②最強の「ポジティヴ」

 僕がいいたいのは、最近「ネガティヴな感情は抑制しましょう」というものが世の中に溢れすぎている、ということです。「ポジティヴ心理学」の内容って①だと思うんです。これで得られる「幸福感」の正体って「自分が見たくないものから視線をそらして現実逃避することによって得られる安堵感」なんじゃないでしょうか?それでいいんでしょうか。

 そして②の「ポジティヴ」は最強です。何者にも負けないくらいのパワーが出ます。そしてそのパワーを間違った場所にぶつけてしまう人も大勢います。おそらくイケダハヤト氏や伊藤春香さんはこの②がうまくコントロールできる方々。何故彼らはいくら炎上しようと批判されようと情報を発信し続けられるのか。それは「大したことがないちっぽけな自分」と真正面に向き合って受け入れて、そこから生まれるネガティヴな感情を馬力にポジティヴに行動できるから(というか本人のインタビューとかブログで散々話していらっしゃるんですけどね)。「ちっぽけな自分」がきちんと心の中にいるから、批判してくる人たちが「圧倒的に努力が足りていないこと」を見抜いちゃうんですよね。そして俯瞰して今の自分の状況を見ることが出来る。こういう記事を書くのももしかするとホントは自分自身に呼びかけているのかもしれませんね。

 で彼らが「変わりたいなら今いる環境を変えろ!!」ってよくいうのは、おそらく「今の仕事が辛くて、もう明日にでも自殺したい」とか「もう逃げ出したい」とかっていう人が爆発的なパワーを出すための「ポジティヴリーチ」に差し掛かっていることを伝えたいのではないかと思います。「お前もう少しで②になれるから頑張れよ!だからそっちじゃないよ!」って言ってるんですよね。だからそのパワーを出すべきところに仕向けさせない社会が悪いっておっしゃってますもんね。

 さて最後にそのネガティヴな感情を馬力にポジティヴに行動するとき、その方向を間違えないためのヒントを脳科学者の中野信子さんがおっしゃっていたので紹介します。

 「地球から月まで約38万kmと言った時に、地球上を38万km歩き始める人がいるんです。その人がやるべきことは『地球の上を歩く努力』ではなく『ロケットに乗るための努力』なんです。50万kmくらい歩いて『途中で○○さんに出会ったからいいや』と努力した自分を慰める。それはホント馬鹿馬鹿しくて人に搾取されてしまうんです。

 ちっぽけな自分、ネガティブな自分はいつも正しい道に行くようにアラートを出しています。それでもあなたは目を背けますか?きちんと向き合って人生楽しく歩んで行きませんか?

以上、お読みいただきありがとうございました。