見出し画像

【ほぼ日記録】継続が力になった日

2020年10月5日月曜日

初めてnoteに日記としての記録を綴ってみる。毎日はできないけれど、日々の私の小さな幸せを世界のどこかにいる誰かと共有できたら幸せだなぁと思いながら文を考えよう。

今年の春先に、外出自粛にともなって家での楽しみを作ろうと玄関先に花を植えた。過去数回ガーデニングとやらに手を出してみたものの、毎日の水やりを継続できず、数週間できたとしても暑さでやられてしまって育てきることができなかった。

今回も半分枯れたら仕方ないという気持ちを持ちつつ、店頭で心惹かれた花を購入した。

毎朝通勤前にジョウロで水やりをする日々。少しずつ花が増えてくると幸せな気持ちになった。春がすぎ、夏が終わろうとする9月。私の心はたくさんの事を抱えきれなくなり、水やりの頻度が少し減り、花を気にかける機会も減っていた。

このままいつものように花も終わってしまうのかと思っていた…。

しかし、ふと思い立って花壇の周りの草むしりをしてみた。もうとっくに枯れてしまったと思った花は、花壇の中で懸命に育っていた。そんな姿に動かされた私は、再び大事に土をやり、水をやり、陽の光が当たるように工夫して世話をした。

自分の心が前を向き始めた時、花の蕾ができていることに気がついた。そこから数日間、まだ咲かない、もう少しで咲きそうだ、とソワソワしながら過ごしていた。そして、ついに再び花が咲いた!

画像1

もうだめかもしれない、私はやっぱりできないんだ…と途中で投げ出しそうになった花の世話も、継続していればいつか応えてくれる。学生時代、勉強を続けてテストでいい点が取れた時よりも、私の心の浮き沈みに合わせて世話のペースが乱れてしまったにも関わらず、今日この1輪の花が咲いてくれたことの方が、今の私にとって諦めなくてよかったと感じる出来事になった。

一度やらなかったから、できなかったから、この後もどうせ上手くいきっこないと思いがちだけれども、そんなことやってみなければ分からない。これからも、挑戦し続けていきたいし、私はまだまだ花開く度に幸せを感じていたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?