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韓国で2回目の就職活動

韓国に来てすぐに入社した会社を退社後、日本へ一時帰国して先月韓国に戻ってきました。韓国へ帰ってきて1ヶ月間、フリーランスとして働きながら就職活動に励んでいました。

就活を始めて丁度1ヶ月。
合格を頂き来月からまた韓国での仕事が始まります。
今回は、韓国での就職活動について書いていきたいと思います。

まず、日本と韓国の就活の違いを話して行きたいと思います。

日本の場合、大学3年生の終わりから4年生の前期にかけて新卒採用として就職活動が盛んに行われますが、韓国では新卒採用という枠は滅多に見られません。
韓国は新人採用、経歴採用の2つが主ではあるのですが、圧倒的に経歴採用の方が多いです。どこもかしこも経歴重視なので、新人はどこで経歴積めばいいの!?ってなります。私もそうです。経歴なんて販売職での副店長くらいしかありません。そんなこともあってか、韓国ではスペックが本当に重要視されます。語学能力・海外経験・資格などなど、自信をアピールできる武器を入社前に備えておくのが重要です。しかし、そのおかげでこのようなスペックが揃っている韓国人はそこら中にいます。そうなんです。本当に生き残るのが大変!!(汗) 

だからと言って、日本の就活が楽と言っているわけではありません。何故なら自分自身も日本での就活を経験しながら大変さを実感しているので… それでも、強いて言うなら韓国の方が少し大変です(小声) 

双方の長所と短所をまとめてみると
日本
長所:新卒採用が主なため、皆同じ位置からのスタート
短所:新卒採用を逃すと結構なダメージを負う
韓国
長所:期間に捉われず自分のペースで就活ができる
短所:新卒・新人採用よりは経歴重視
のような感じまとめることができます。

私は今回フリーランスとして仕事をしながら、就活を行いました。

フリーランスの活動内容としては以下のような感じです。

1.  日本語の家庭教師
韓国は先ほども言ったように、スペックが本当に重要視されます。そのため、学生から大人まで自己開発にとても熱心です。そのため、自己開発のためのプラットフォームがとても充実しています。つまり、自身のスペックを武器にその分野を学ぶ人たちを教える人たちも多いのです。私も、そのプラットフォームを使用した一人です。そこで、自身のプロフィールを作成し経歴やスペックをアピールしながら生徒を募集します。

2.  日韓翻訳
就活のための履歴書を就職サイトにアップしていたので、その履歴書を見てある企業からフリーランスでの提案を頂き働くことになりました。
主に、韓国語から日本語への翻訳と校正を行なっています。

午前中は翻訳作業、午後は日本語の家庭教師をしながら過ごしていました。
その、他にも単発でできるような翻訳の仕事などを合間にしていました。

そして、その合間に履歴書・自己紹介書を書いたり企業探しをしたり…

履歴書は合計5社ほど提出しました。
韓国では就職サイトを通してオンラインで提出、またはEmailでの提出が基本です。
韓国の主な就活サイトは

  • 사람인

  • 잡코리아

  • 원티드

などがあります。
この他にも、알바몬,알바천국のようにアルバイトが主なサイトでも正社員での募集もたくさんあります!
(私自身も、何社かは알바몬を使ってエントリーしました)

ここで履歴書の作成もできます。
もちろん自社様式で提出しないといけない企業もありますが、大体がサイトで作成できる履歴書を使ってエントリーできます。

履歴書を提出した5社中、3社から面接の連絡がありました。
面接の連絡があった企業は
・モデルマネジメント会社の日本語通訳マネージャー
・大手企業の事務職(日本語翻訳/事務補助)
・ファッションブランドの直営店スタッフ
って感じでした。

3社とも面接受けてきました!
3日連続での面接は流石に疲れました^^
韓国で初の対面面接も経験してきました。

結果はモデルマネジメント会社、大手企業の事務職に合格。
ファッションブランドは結果待ちです!
結果待ちなのに記事を書いた理由は
大手企業の事務職で入社することを決めたからです。

面接レポ
- モデルマネジメント会社
簡単な自己紹介後、日本語と韓国語のレベルを問われました。
モデルマネジメント会社であったため、ファッションへの関心や関連分野に関する関心があるのかなど、マネージャー業務 兼 日本語通訳なため早朝出勤など、徹夜での撮影などスケージュールに問題がないか等の質問をされました。
こちらは、フリーランスとしての契約だったため、そこまで問い詰められたりなどはありませんでした。

大手企業
自己紹介後、日本語と韓国語のレベル確認。
前職まで一度も事務職の経験がないが、仕事をこなせる自信はあるのか。
PC業務をするにあたって支障はないか、MSsoftはどのくらいのレベルなのか。
自分の強みと長所について
日本語翻訳と一緒に事務業務もすることになるが、最後まで責任持ってできるか、細かい業務などもしっかりこなせるのか
など、大手だったので10分ほどの短い面接でしたが、かなり詰め込んで質問されました。面接官も2人とやはり大手はという感じでした。
フルタイムのアルバイトでの契約でも、このくらいの面接レベルでした。

ファッションブランド
自己紹介後、前職でどうやって1年9ヶ月の間に副店長にまでなれたのか。
前職での売り上げや来店数、客単価、勤務環境とう副店長として店舗についてどれだけの知識があったのか問われました。
販売職をしながら印象に残ったこと、大変だったこと、成果など販売職の面接なら基本的に必ず聞かれる質問は全てありました。
何故、前職までとは違う分野の販売職を選んだのか。
あとは、韓国で暮らすことになった背景。今後の計画。
ファッションブランドもあってか、身長、SNSのアカウントも聞かれました。

面接の内容は主にこんな感じでした。
2年間の韓国生活を通して向上した韓国語のおかげで、2年前の面接とは全く違う感じで自分の伝えたいことなど、しっかり伝えることができました。
やっぱり人間に不可能などないということを改めて感じました。

そして、大手企業への入社を決めた理由としては、
アルバイトとしての契約ではあるが、自分の強みを活かすことができる。
平日8時間×週5日なため、それ以外の時間を自己開発に費やせる。
他の職種も経験したいという願いを叶えられる。
一度はネームブランドの企業で働いてみたかった
(韓国ドラマによく出る巨大なタワーオフィスでの勤務)
という感じです。

ということで、12月からまた新しい場所で頑張ります。
韓国での2回目の就職活動が終わりました。

・やりたいことやって生きる。
・自分が選んだ選択は絶対に後悔しない。
・自分自身が一つのブランドになるように生きる。

私が生きる上で大事にしている言葉です。

私が好きな韓国で、毎日奮闘しています。

次の記事はおそらく韓国で3回目の家探しになります😀


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