風光明媚な京都

今回は京都の美しい景色を何枚か載せながら先日の旅を振り返る。

南禅寺の天授庵にて。眺めていると、みすみずしい生命力を感じずにはいられない色とりどりの木々に見惚れる。池にもうっとり。
平安神宮付近の橋にて。京都で最も好きな風景。自然がもたらす恵みがこの一枚にすべて凝縮されている。大袈裟に言えば、京都自体が囲む山々を借景にしている一大庭園ではないか。
祇園にて。ただ散歩しているだけでこの風景に出会える京都はいいな。こういう風景に美しさを感じるのはメディアによる印象操作だと思えども、そんなことは忘れてただただ川を見下ろし、木々を見上げ、空を仰ぎ見る。
三井家下鴨別邸にて。あの比叡山が我が子を見るような朗らかな表情で我々を見下ろしている。
東寺にて。京都に滞在し続けるとしばしば忘れるのだが、この五重塔を見ると平安と令和の奇跡的な連続性を感じる。この連続性を体全身で受け止めることで今ここに存在する自分の生を直視できる。
紅葉を直ではなく、窓という人工物を介して見るとより綺麗に見える。自然と人工物は二項対立的に語られがちだが、案外相性がいいものだと思う。

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