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8/4 コンサート感想

昨日は京都市交響楽団のコンサートへ。
マエストロは広上淳一さん。音楽を純粋無垢に楽しんでぴょんぴょん跳ねたり、腕を自由に遊ばせたり、楽員に語りかけるように指揮する様子を間近で見て、新たな音楽の楽しみ方が分かったような気がする。

自分が主体的に音楽に関わり、楽しむ。もうこれに尽きる。音楽をただ聴くだけではなく、自分が指揮する勢いで音楽を奏でてみる。すると音楽は応えてくれる。そう確信した。

何はともあれ、コンサートの曲目の一つは、僕が愛してやまないベートーヴェン交響曲3番。

第一楽章のクライマックス、マエストロが拳を天に突き出し、天上に到達したかのような神々しい音の響きに涙が溢れ出そうに。隅から隅まで素晴らしい楽章だと思う。

そして第3〜4楽章はマエストロの動きに合わせて一音一音が跳ねるような楽しい音色。この曲はよくフルトヴェングラー、カラヤン、ベーム、小澤征爾指揮で聴くけど、ここまで踊りたくなるような楽しい音色はなかなかない。

色々感想を稚拙ながら書いてみたが、この曲があればどんな状況でも逞しく生きていけると確信させられた。演奏中、ベートーヴェンがこの世に生まれたことに何度も感謝した。

死ぬ直前に聞きたい曲は?と聞かれたら迷わずこの曲を選ぶな〜。

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