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時が止まった街(ベルギー・ブリュージュ)

ブリュージュ編

アントワープに引き続き、ブリュージュもハンザ同盟に加盟し商業交易で栄えた街だ。しかし、その後は時代の流れに取り残され、当時の姿を今でも保っている。「北のヴェネツィア」とも言われており、美しい川と中世の姿を保った建物の調和に惹かれる。

観光スポットを楽しむというよりは散策を楽しむ場所だろう。僕が訪れた理由は、マルクト広場にあるハンザ同盟で財を蓄えたギルド商人の家を見たかったため。(ギルドは中世ヨーロッパの同業組合) それだけ😅 現在それらはレストランとして使用されている。やはり世界史旅なのでハンザ同盟都市とギルド商人を感じるのはマストかなと…。

ギルドハウス

またイタリア以外でミケランジェロの作品を見られる貴重な聖母教会もある。

ギルド商人の家を撮影して食事して、目的は達成。余った時間でベルギー名物のワッフルを食べ、川沿いを散歩して物思いに耽ったり優雅な時間を過ごした。

因みに、ブリュージュの聖血礼拝堂にはキリストの血で染まった布の切れ端が保存されている。2.5€を払って拝観した。無宗教の日本人としては、正直真偽を疑ってしまうが、それだけヨーロッパが宗教が中心の世界観だったことを再認識させられる。
黄金に輝く箱に保管されていた。

総じていい街だった。ホステルの同部屋のアメリカ人と晩餐したのもいい思い出だ。このまま順調に旅を続けていきたい。

オススメ度 ★★★★⭐︎

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