Totally Different
アメリカ大統領選を経て、ジョー・バイデンさんが次期大統領になることが決まり、その初スピーチを昨日ライブ配信で視聴した。(正式には選挙人による投票によって大統領は最終決定となるが)
スピーチは厳かなものではなく、もはやお祭り。音楽は流れるし歓声は止むことを知らない。またスピーチの内容も家族への感謝や祖父からのメッセージを大切にしていたというバイデンさんの個人的エピソードが話されるなど、家族第一主義のアメリカ人らしさを感じ取れた。また少し気になったのは、バイデンさんが聖書を引用してメッセージを伝えたところ。これは多文化主義のアメリカで行っていいものか疑問に思ったが、宗教も織り交ぜながら説得力を持たせようとする姿勢には驚いた。このように僕の感覚では「ここまで自由に、盛大に、宗教にまで少し突っ込んでスピーチをしていいのね」と多少驚いた。まぁ今まで何度かアメリカに行った経験からこの辺のアメリカ人の気質には大いに納得はするけど笑。
何はともあれ、もし仮に日本が大統領制だったとしても同じような式典にはならないだろう。むしろ当たり障りなく、厳かに丁重に執り行うのではないか。そう考えると日米の文化にはとても大きな隔たりがあるように思える。西洋かぶれの日本が彼らになりきろうとしても、本質は決して変わらないんだよなー。
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