「人脈」について

「人脈」という言葉、昔何かに焦っていた僕自身よく使っていた。例えば、人脈が広がれば世界が広がる!自分にはできないことができようになる!友達が増える!などなど。

たしかにそれは事実だ。あるに越したことはない。ただ「人脈」にはどこか人を手段として見なすニュアンスがないだろうか。上の例に従えば、人を使って自分の世界を広げる、人を使って自分にはできないことをできるようにする、人を使って友達が足りていないと感じている自分を安心させる。
すべて「人を使って」「自分」という主体を納得させることを目的としており、そこには「相手」という主体が欠けている。

この「人脈」の解釈は僕の勝手な認識だが、もっと人と人が手段なんかではなく、それ自体が目的になるような関係を示す言葉はないのだろうか。

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