東京大学が求める力

駿台の講師である大島保彦先生の『東大入試問題に隠されたメッセージを読み解く』という本を読みました。東大受験生なら知ってて当然なことが大半ではあれ、改めて東大が求める力を確認できる良い機会になりました。その本質を押さえている学生は余裕で合格するものなんだろうと確信しました。本書では「東大合格者の下位1000人は求める力を持っていない」という趣旨が述べられている。皮肉染みていますが、東大が求める力を満たすことの難しさを語っているようです。

では具体的にどんな力を求めているのか見てみましょう。

これは受験生でなくとも、何かを勉強する多くの人が確認する価値のあるメッセージだと思います。特に僕は、国語の「日本文化の歴史的形成への自覚を促し、真の教養を涵養するには古典は不可欠」、地歴の「想像力」には相当大きな含意があるように思えます。

もちろん東大を受験する気は毛頭ないですが、これを定期的に見返しつつ勉強していこうと思います。

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