沖縄の貧富

沖縄の名所である国際通りは、鎌倉の小町通りもビックリなほど朝から晩まで活気づいていた。しかし、一歩脇道に逸れると、そこにはオンボロな建物が軒を連ねていた。

ところで、沖縄を散策していてよく感じたのが、思ったよりも物価が高いことだ。魚介類も東京までとはいかずとも高い。

思うに、沖縄の経済は主に観光業で回っているから物価を高く設定しなきゃいけないんだろう。これによって元々沖縄に住んでいた人々の大半は困窮し、ますます貧富の差は拡大する。つまり、貧困層が住むエリアが開発されることによって富裕層が流入し、貧困層が疎外される。これをジェントリフィケーションというらしい。

これはロンドンやバルセロナ、そして東京でも確認される。たしかに東京の築地や月島なんかに行けばこの実態がよく分かる。

華やかな国際通りのすぐ裏にはボロい路地があり、貧富の差をまざまざと突きつけてくる。

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