文学で広がる世界

昨日寝る前に松平千秋訳のホメロス『オデュッセイア』を読んでいて、なんとまぁ流麗な詩なこと、一人感動していた。ホメロスは詩のリズムの整えるために同じ表現を繰り返し使うが、その一つに「甘い眠り」という表現がある。寝る前に「今から甘い眠りだ〜」と思うだけで睡眠がただの睡眠以上の楽しみとなった。その上、アテナに眠りをふりかけられて。

文学は日常の行為一つ一つに彩りを付してくれるものなんだと直感した。

もしよろしければサポートお願いします〜 (書籍購入代に充当させていただきます。)