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眠枕3

久しぶりに親と寝て
家はとても改築されていて、間仕切りの豪華なこと。
一回に降りると親戚姉夫婦がいて、
プリンターはレーザープリンターと合体している、紙を3枚吐き出したあとに、手のひらにのる大きさの数字の4と1と2をそれぞれの色でころりと転がし出した。

ペペはエサが出ると器に顔から突っ込んで半狂乱で逆立ちしたりしながらこれも笑顔で飯を食う。ペペは白い服を着ていた。もう一匹の名前はちゃんと思い出せなかったが、灰と黒のしましまの
裸のわたしは二階へ上がることを促される。

握っていた紙と数字を義姉に手渡して、二階へ上がろうとする。ペペの白い服は上と下で分かれたふわふわしたものだ、資金を潤沢に持っている家系の、潤沢にと言ってもありふれたごく一般的な潤沢ではなくて、それはもう資産家と呼ばれるお家の次女が着るもので、それをペペが着ているのを私は見たのだ、とてもよく似合っていた。

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