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何もない自分だからこそ、書く!【本質だけを手に入れる読書法】

「この一冊だけでいい。100年後にも残る"文章本の決定版"を作りました。」

この【本質だけを手に入れる読書法】シリーズでは、
世界的ベストセラー『嫌われる勇気』をはじめ数々の名著、ロングセラーを執筆してきた古賀史健さんの「取材・執筆・推敲――書く人の教科書」を読んでいきます。

この記事の結論(Q&A)

Q.この「取材・執筆・推敲――書く人の教科書」から手に入れたいものはなにか?
A.それは、「ただ書く人からコンテンツをつくる人になる具体的な方法」、「主観を魅力的にする具体的な方法」そして「何もない空っぽの人こそがライターに向いている理由」の3つです。

【本質だけを手に入れる読書法】は本から"手に入れたいもの"を先き決め、それを本からピックアップしていく読書法です。

アウトプットを意識することでインプットの質を高める。
インプットとアウトプットの循環、その循環の中に読書を組み込んでいくかんじです。

それではやっていきましょう♪

【STEP1】この本で気なることをリストアップする

まずはこの本で気になることをリストアップします。

具体的な方法としては、
・本のタイトル、目次、序章、結論だけを時間をかけずにさらっと読む、
・Youtubeやサイトの要約を観る
・Amazonのカスタマーレビューを観る
などで、気になったところを数を気にすること無くただただリストアップしていきます。

【この本で気になったところ】
・取材とは世界を読むこと
・執筆とは書くこと < 考えること、センスよりも思考
・推敲とは、原稿のレベルを押し上げていくこと、己の限界との勝負
・書くことで自分と世界を変えようとするヒト向け
・ライターとは、ただ書く人ではなくつくり手である
・書く人は記事を書く動作をする人
・つくり手はコンテンツをつくる人
・「ただ書くだけの人→つくり手」になる方法
・コンテンツとはお客さんを楽しませることを目的に作られたもの
・コンテンツの構成は人、テーマとスタイル(誰が何をどう語るか?)
・人、テーマとスタイル(誰が何をどう語るか?)を編集するのが編集者
・つくり手としてのライターと編集者の関係
・編集の対象は情報の希少性、課題の鏡面性、構造の頑強性
・情報の希少性は、ここでしか読めないもの、その作り方
・課題の鏡面性は、自分ごとと他人事の2軸を合わせ方
・構造の頑強性は、文章の構造の設計力、デザイン < 構造
・ライターとは空っぽの存在、だからこそライターは取材する
・著者が取材、執筆、推敲について、持論を長々と語っているという内容で「教科書」と呼ぶには程遠い。
・かなり主観的な内容である。排他的であり「良いもの」の価値観を限定させ、視野が狭まるような印象さえある。
・著者(作り手)と編集(プロデューサー)との関係のあるべき姿を描いた部分には膝を打つ。
・文章力を鍛えることは自分の思考を鍛えること、仕事ができるようになりたなら文章力を鍛えよう
・論理的な文章の基本構造は主張→理由→事実
・自分の主張が論破される反対意見をぶつけることで記事の客観性が高まる

【STEP2】3つの答えを出す

STEP1のリストから自分が欲しい答えを3つ出します。
選ぶ基準は自分が欲しいものです。

【答え①】ただ書く人からコンテンツをつくる人になる具体的な方法
ただ文章を書くという動作をしている人もライターですが、その先のコンテンツをつくるつくり手(クリエイター)もライターです。
この本からはこの「ただ書く人→つくり手」になる方法を手に入れます。
【答え②】主観を魅力的にする具体的な方法
人を引きつける魅力のコアは書く人の主観です。
同じ境遇にいることを感じさせることで人を動かすから、
魅力のある目的・意味合いに惹かれて動くに、
人を動かす原動力が変わっていきます。
そして魅力のある目的・意味合いはその人の主観から生まれます。

この本からはこの「主観を魅力的にする具体的な方法」を手に入れます。
【答え③】何もない空っぽの人こそがライターに向いている理由
『そもそも、ライターは空っぽの存在である。天文物理学者の知識も、合衆国大統領の経験も、シェイクスピアのひらめきも、なにひとつ持ち合わせていない、からっぽの人間だ。』

そう、好きなことも、やりたいことも、スキルも特にない、何もないそんな人こそライターに向いている。

『だからそこライターは取材する。からっぽの自分を満たすべく、取材する。』

そう何もないからそこには空っぽの自分にチープなものではなく最高のコンテンツを詰め込もうとする。

この本からは、この「何もない空っぽの人がライターに向いている理由」を手に入れます。

【STEP3】読んでその答えを手に入れる

最後は、この本から手に入れる3つの答えを付箋にかいて本に貼る!
本を読んでいる途中で、なんでこの本を読んでいるのかがわからなくなったら、この付箋を見て思い出すため!

あとは本を読むだけです。
それでこの本の本質 = あなたが手に入れたい答えが手に入ります。

まとめ

✅この本のから手に入れたいもの"を先き決め、それを本からピックアップしていくのが本質だけを手に入れる読書法
✅【読書法STEP1】この本で気なることをリストアップする
✅【読書法STEP2】3つの答えを出す
✅【読書法STEP3】読んでその答えを手に入れる
✅本質 = あなたが手に入れたい答え

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