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文字制限のないTwitterは2500字になる【趣味日記】

ごきげんよう、六です。
今週は特に語りたいこともないくらい薄っぺらい人生でした。仕事で成長を感じられない状況で、さらに趣味に没頭する時間も取ることができないと、何の進歩もなく日々を使い果たしているような気がしてめちゃくちゃ落ち込みます。でもそんな時にパッと見られるYouTubeやブログのおかげで、なんとか気を確かに持っていられます。

メンタルを保つ方法として「嬉しかったこと、よかったことを書き出す」というものをよく耳にします。私も時おり実践していて、スマホのメモに書き溜めています。でも書き出していると「これをやっているということはメンタルいわせてんな、メンヘラちゃんめ」と冷めた目で見てくる自分もいる。うるせえ。健康に良いんだからやるんだよ、いいだろうがよ。

今日はそんな感じで最近あったことを箇条書きにしていきます。1つの話題で文章を構成して推敲するエネルギーが無いだけ、というのは内緒のお話。

  • 最近目に見えて好きな芸人の仕事が増えているようです。じわじわと"売れ"を感じます。嬉しい。ブログの更新が滞っていると「忙しいのかしら、さては売れているな、ネクストブレイク芸人か?」と思うし、反対に更新頻度が高いと「そんな私的なお気持ち開示してくれていいんですか?ありがとう…」となる。思う壺。わたし、思うんです。
    それから、番組でハネたりネタがウケたりして喜んでいる芸人を見るのは健康に良い。キングオブコントの1回戦も通ったし。先日のライブで見たネタをやったようですね。知ってるネタで通っているのもうれしい。
    人の夢が叶っていく経過を見ていると、自分の人生の薄っぺらさがどうでもよくなってきます。推し活最高。今日も推しが面白い。そのための仕事。本当にありがとうございます。
    そういえば先日のライブで撮っていた動画がYouTubeに上がっていて、私も画角に入っていました。喜ばざるを得ない、ファンだから。

  • 週末は美術館へ行きました。県内では有名な美術館で、建物自体も美しく写真映えするので、いつもカップルがたくさんいる。美術館の近くに住んでいる友人を誘ったら、車を出してもらえた。ありがたいです。
    『交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー』という展覧会の会期でした。題のみではピンと来なかったけれど、服や家具、部屋のインテリアデザインなどでモダンが探求されてきた歴史についての展示でした。
    例えば、中世ヨーロッパの貴族が着ていたような伝統的なコルセット付きドレスから、動きやすく体に合った機能的なドレスへと移り変わったこと。機能的であることと装飾美。この2つが共鳴したデザインの追求が、モダニズムというものなのかなあと考えました。
    美術館は、見に行くとアートについて何となく理解できた気になってしまうから怖い。知識が無いなら無いなりに、展示会で印象に残った作品の背景を1つでも調べると、楽しみ方が増えて素敵。

こんなんが似合う部屋に住みたいじゃない。いいなあ。
常設で奈良美智さんの作品があった。繊細な色が混ざり合っていて、写真で見るのとは印象が違った。美しかった。
  • 本を読みはじめました。『フランス映画史の誘惑』というタイトル。なにも、私は特段読書家というわけでもなく、フランス映画を勉強しようと思ったわけでもないです。
    先日東京へ行った時、ライブ前に2時間弱ほど1人の時間ができました。東京で1人で、特に行きたい場所も無い時は決まって、新宿の珈琲貴族エジンバラという喫茶店に行ってのんびりすることにしています。いつ行っても少し待てば入れるし、24時間営業なのでいつまで居てもいい。すごい。
    しかしスマホの充電が20%しか無く、充電器も持っていなかった。ライブは電子チケットだったので充電を使い果たしては困る。スマホ以外で暇を潰せるものを、と思って紀伊國屋へ寄って、たまたま手に取ったのがその本でした。

  • この記事で「フランス映画みたいな〜」とか大層なことを書いていますが、実際には気になった作品を数本見た程度の知識しかありません。良くないですね、知ったかぶり。さも自分の経験から得た知識かのように。丘サーファー。先ほどの美術館しかり、何となくの理解、張りぼての知識。良くないな〜。
    でも手に取った本は面白い。いちいち調べるので読むスピードは遅いですが。何となくでしか知らなかったあの映画、あのシーン、文化が、分かりやすく魅力的にまとめられている。わたくし根っこがサブカル人間なので、やっぱり文化史は興味がありますね。ルーツを知っていると、最新のものもより楽しめるというものです。

  • 先ほど書いたように、私は読書家ではないので、本の話をするのは無知を晒すようで恥ずかしいです。でもしちゃお。好きな作家は星新一です。大槻ケンヂが「ボッコちゃんを読み直せ〜!」と歌っていたので高校生の頃に読んで、それからお気に入りの作家。普段読書をしない人が好きな作家だと誰かが言っていた。確かに、ショートショートほど読みやすい形態はないと思います。登場人物も少ないし。
    星新一が好きなので、NHKでやっている『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』を毎週録画して見ています。4月からずっと飽きずに見続けています。面白いんだもの。小説と違う展開もあったりして。俳優陣もかなり豪華で、1人芝居でも、2人の会話劇でも、見どころのある人ばかり。コウメ太夫と村杉蝉之介さんが出演していた『逃走の道』も面白かった〜。本人達にとっては深刻な状況でも、こちらから見ると滑稽だというパターンの話、好きですね。地球から来た男とかも。DVDになったらぜひとも買いたい。買わせてほしい。

気づいたら2500字も書いていた。しっかりとした記事に纏めるのが大変なだけで、手当たり次第に書いていたら語りたいこと、ちゃんとありました。文字制限のないTwitterみたいですね。それなら永遠に書けるじゃん。


87歳の祖父がこの歌の歌詞を「素直な歌詞だよね」と褒めていた。原曲はドン・マクリーンの曲で、タイトル通りゴッホに捧げられた歌。私はこの王若琳のカバーが好きです。

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