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映画や本、音楽、アニメの

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#ほろびて

半音楽日記-Ⅰ

2023年10月5日  これ見て泣いた。MCも曲もよいので見てほしい。 (Fear, and Loathing in La…

とりとめもなく・13

 『音埜淳の凄まじくボンヤリした人生』というタイトルはジュノ・ディアス『オスカー・ワオの…

2022年度ありがとうございました。

2022年度もいろいろと詰まった日々を過ごしました。手探りではありましたがお付き合いくださっ…

パンチラインの話。

昨日は珍しく体調を崩して悪寒がひどかった。加えて家が寒すぎるので喫茶店へ暖を取りに行く。…

ほろびての準備と「ふしぎの海のナディア」と。

ミュージカル「ハル」東京公演は千穐楽を迎え、今は大阪公演までのポッと空いた時間を過ごして…

本が山のようにあって、(略)つまりそれは、分かりたいからです。

「ハル」も終わって、気づいたらほろびての公演も終わってた。気づいたらなんて生やさしいもの…

いろいろ振り返っていたら最後にエヴァ。

年齢を重ねるとふりかえることがふえるなあって最近とくに感じていてそれは自分がさいきんそうだなあと実感しているからなんだけど、これは何度も何度も参照したり考えたりしているテッド・チャンのSF小説「あなたの人生の物語」に書かれているような、時間概念を不可逆直線ではなくて面状の円として認識していればどの時間のできごともすべてが“いま”といえる。何のこっちゃと思う方もそうそうと思う方もいるとおもうけど、そうかんがえるだけでも気が楽になることがあるというのは、池袋東口の西武の前にしゃが

大人になる、宣言ゆるやかに。

あんまり意識してないのだけど今年41歳になって、本厄ということもあってとはいえそれほど本厄…

変わること、身近にあってほど遠い

 もう本は買わないぞ、と決めて外に出て、2冊くらい買って家に帰る。そんな日々を繰り返して…

何にしてもサクッとはいかないもので。

 わりかし最近とてもうれしく気合いを入れようとおもうこととかなり残念なことが交互にやって…

「Yとアイドル」

 ももクロが「ミライボウル」を出したのが2011年3月9日でなんだか曲もきらきらしていて(のち…

永遠に見ていられる映像だった。

最近「アンダー・ザ・シルバーレイク」と「フロリダ・プロジェクト」を見たのだけど、どっちも…

かもめ児童合唱団を見た

かもめ児童合唱団のインストアイベントにこないだ行ってきた。かもめ児童合唱団というのは神奈…

SF小説と映画と好きの話を

 『なめらかな世界と、その敵』(伴名練/早川書房)を読んだ。伴名練を最初に知ったのは百合SF短編集「アステリズムに花束を」の時というか、だから半年くらい前で、実際に読んだのは2ヶ月くらい前だったかな。先月だったかな。「彼岸花」という題名のその短編は往復書簡めいた形式で物語が綴られていて、2人の女性のやり取りの端々から、徐々に自分や社会のありようが剥き出しにされていくというか、明らかにされていく、というのは読んでいてワクワクした。また、大正文学的な文体もたいへんに雅で、ひたすら