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リングの上は戦場

母に「サイ〇パスの人と関わった時どんな感じだった?」ときかれたので簡単に説明を行いました。

その時の説明をここでもご紹介したいと思います。

元の話⇒ サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話


リングの上に立たされていた

私「私は気がつけばリングに無理矢理立たされていた状態だった。私の手にはグローブすら嵌めていない、素手で戦わなければならない状態だった」

上がりたくもないリングに立たされて、早く降りたい。でも降りようとしたらサイ〇パスが腕を引っ張ってくる。

横では友達がリングから降りようと縁にいる状態で、私も一緒にリングから降ろすために、もう片方の腕を掴もうと必死だったわけよ。

母「ふーん」

やがてサイ〇パスは試合開始という合図もないまま、いつの間にか手に持っていた刃物や棍棒を使って降りかかってきた。

私も、リングから降りようとしている友達もいつの間にか血まみれだけど、救急隊はいない。

そういえば他にも男女一人ずつ人がいたはずだけど、
その人たちはなぜかリングに立たされていない。
それはなぜなのだろうかということについて考えていると、背中に棍棒で打ちつけられ、よろめき、意識を失いかけた。

「いや、きっと見えないところでリングに立たされているはず......」と思ったわけだ。


よろめいてしゃがみ込んだ目線の先には、実はさっきからリング上に座ったままの女の人がいる。
その人はリングの上でたくあんをおかずにムシャムシャと白ご飯を食べていた。

その女の人が発した言葉は「あ~これからの時代キムチが来るけど、きゅうりの塩もみも食べたいな~。食べるものがいっぱいあるわ」と。

そこでサイ〇パスが「おい、リングの上でご飯を食べるな。邪魔だ」とその女の人に言うと
は?お前の方が邪魔だろ、私は今米を食べているんだ。お前が降りろ」と返事した。

その後も彼女はリングの上に座り込んだり降りたりを自由に繰り返し、気づけば米からパン食に変わっていた。


......さて、この中で最も強い人は誰でしょう。


私「そんなイメージよ」

母「うわあ。それ、他の人にも話してね」






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