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転校生と新しい町

最近読んだ漫画のことについてご紹介します。

有名なタイトルだと思うので知っている方も多いのではないかと思います。

※ネタバレは極力避けていますが、何も知らない状態で作品を楽しみたいとお考えの方は、作品名を確認後その先からは読むのをお控えください


作品について

私が今回ご紹介するのは瀬尾公治さんの作品「君のいる町」です。
講談社の週刊少年マガジンで2008年から2014年まで連載をしていたそうです。

2014年11号では、最終回と次回作の第1話を同じ号に同時掲載するという異例の措置を取ったことで話題になっていたとのこと。

2013年にはテレビアニメ化もした人気作です。


感想

ネタバレを極力避けないといけないのであまり詳しいことは書けませんが、田舎に住む男子高校生になる主人公の元へ、美女が一緒に住むことになり......という展開はよくある展開だなと。それと同時に
もしかしてこれ、日本にしかない展開なのではないか......!?」と思うと、色々と考えることが出てきましたね。

まず、4月から学校が始まるのは日本をはじめインド、パキスタン あたりだけなのだそうです。
1月、もしくは8月や9月から学校が始まる国が多いので、外国人はどれだけこういった季節を感じる物語の中に入り込めるのだろうかと考えてしまいました。

そもそも、外国は関係ないではないかと思われるかもしれません。
私もそう思っていたのですが、日本の漫画は想像以上に外国語に訳され、読まれているようです。
例えば韓国であれば、漫画喫茶の様子が少し映し出されただけでも、8割は見覚えのある日本の漫画の背表紙で埋まっていました。

特にこの「君のいる町」のような人気作であれば、当然のごとく翻訳されているはずです。
そんな中、こんなにも季節を感じながら物語の中に入り込んで楽しめるのは本国ならではなのではないか......と、最近はしみじみしてしまうわけですね。

桜のシーズンに入学式シーンが楽しめるのは日本住まいならではです。
(そもそもこんなにも桜に執着があるのは日本人だけなのかもしれませんが)

要は何が言いたいのかというと、自分の国で生まれた作品を翻訳なしでそのまま楽しめるってありがたいことだなと。
......なんだか「君のいる町」からズレた感想になってしまった気もしますが。

ちなみに今現在11巻の途中まで読んでいる状態です。
この作品は27巻まで存在することを先ほど知り、そんなに巻数があるのかと衝撃を受けたばかりです。

私が学生の頃から連載されていた作品なのだなと思うと、本当、学生の頃に読んでいたかったなと感じるので、もったいぶらずに気になった作品はどんどん読んでいかなければならないですね。

......それがそうもいかず、「好きな作品だから終わってほしくない!!」の思いで、読まずに保管してしまったりすることもあるので......同じことをしてしまう方、いませんか。


たまにはこういった、ピュアな学生作品も読んでみようかなと思うのです。
そしてだいたい悲しいシーンで号泣しています。

感想というより季節や日本云々のことをブツブツ話しているだけの内容になってしまいました。






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