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自社サービスの会社でWebデザイナーとして働くということ

私は自社サービスの会社でWebデザイナーという職能でサービスに携わる仕事をしています。会社の中では「Webデザイナー」ですが、業務内容でいうと「フロントエンドエンジニア」、私は「デザインエンジニア」というのが一番自分がアイデンティティを持てるなと思ってます。

これまで、今もだけど、自分のキャリアや何をしたいのか、ということについてよく悩んできました。
最近、そのことについて相談したり、いろんな人の意見に触れた中で、自分のやることが以前より少し明確になった感覚があるので、書き留めておきたいなと思います。

私のやることと、会社の求めることの方向性は合わせる必要がある

会社は経営を続けられなければ、社員に給料を支払うことはできません。そのために、利益を生み出していく必要があります。
利益が生み出されなければ、収入を上げることはできません。

私は会社のメンバーである中で、「スキルを上げる」「専門性を上げる」ことを割と主軸としていました。当時の上司もそれで評価してくれました。
スキルを上げることで自分の取り組めるタスクの幅が広がり、生産性が向上する、という理論に基づいていたためです。

でも、それも大事であることに変わりはないですが、今は以前よりもよりもっと高い目標に向き合うことを求められています。

会社の経営理念に沿って、どうすることで会社に利益をもたらすか、どのように組織をマネジメントしていくのか、個人がやるべきことの解像度を上げるためにどう管理するのかを考える機会を与えられました。
また、そこに対して自分が本当にやりたいことをしっかりとマッチさせることが重要だと教えられました。

以前の自分と比べて

今までは実務経験からどこまでスキルアップできるかを一番重要視してきていて、そういう業務を見つけられなかったら「暇だ」とか「手が空いた」とか言ってました。笑

それが悪いことだったとはそこまで思わないけど、今は新しく進んでいく施策に関わる業務に加えて、既存のものを改善していく保守業務も進行しています。

タスクを進める前に、スケジュールをしっかり組んで定量的に後から何をやったかを振り返られるように管理もフローに取り入れるようになりました。
正直今までスケジュールの管理は甘かったなと反省しています。

手が空いた時に保守をやるのではなく、保守改善も重要なタスクとして進めることで、前よりもやりたいことが増えました。

表題について

今まではWebデザイナー(フロントエンド)が専門的な職種であるため、自分の今後のキャリアのためにも選択肢を広げるために実務経験を高めたい、と常に思っていました。
また、前職2社が受託会社であったため、「完成させること」が何よりも重要に感じていました。

ですが、自社でサービスを生み出す会社では「作るだけ」ではなく、その後の「ユーザーの動向の変化」や「より良いユーザービリティの改善」を分析や考察を行いしっかりキャッチアップしていく必要があることを痛感しました。
目的が「スキルが高く、実装を完遂させること」だけだと、もちろん役には立ちますが、自社サービスの会社で評価してもらうには物足りない部分もあることを自分自身が感じました。

スペシャリストとして振り切っている場合は話は変わってくるかもしれないけど、自分自身のやりたいことを考えると、もっとサービスを使うユーザーの目線で色々考える経験がしたいな〜と感じるようになりました。

専門スキルを提供する立場だけであるのではなく、チームのメンバーと一緒に考えて、ユーザー視点で色々意見を言えるようになりたいです。
最近はその目線を大事にしていて、コードだけでなく仕様を決める時も自分の意見を言ってみたりしています。

この記事がめっちゃ良くて、自分の考えていることに近かったです。

今日はちょっと真面目な話でした。
読んでいただきありがとうございました。

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